レザークラフトに興味があり
少し体験してみたいなって思ったときに
最初に感じることは、
- 最初何を揃えたらいいの?
- 続けられるかわからないから
少しでも安く始めたい - いろいろな道具があって
何を購入すればいいかわからない - 初心者用のキットはどれがいいの?
などいろいろな疑問があります。
僕自身もレザークラフトを始めるときに
何をそろえるのか?
初心者キットでいいのか?
必要なものはこれで全部なのか?
など多くの疑問を持ち、
皆さんと同じ状況でした。
僕自身いろいろな道具を購入しましたが
使っていない道具がたくさんあります。
ここでは、興味はあるけど
何を揃えたらいいかわからない
少しでも安くレザークラフトを
始めたいという方に必要最低限の道具と
使い方を紹介したいと思います。
このブログを見ることで最低限の道具が
揃えられるのと安くレザークラフトを
始めることが出来ます。
必要最低限の道具
ここではレザークラフトを始めるにあたって
必要最低限の道具を紹介します。
今回紹介する道具があれば、
レザークラフトで作品を作る事が出来ます。
ここでは”革”は入っていません。
- カッターナイフ
- カッターマット
- 定規
- 紙やすり(100番から400番)
- 帆布
- スリッカー(床面に使います)
- トコノール
- ディバイダー
- 菱目打ち(4本刃・2本刃)・菱切り
- レザークラフト用の針と糸
この道具があればレザークラフトを
始めることが出来ます。
ここからは各道具の使い方を紹介します。
ご自宅にあるものなどはそれを使っても
大丈夫です。
カッターナイフ
カッターナイフは、自宅にある方も
たくさんいると思います。
自宅にあるカッターナイフを使っても
大丈夫です。
カッターナイフは、革を裁断する時に
使います。
ここで注意しなければいけないことは
自宅のカッターナイフを使って
もいいのですが、革を裁断するときは、
刃を交換してから裁断するように
してください。
古い刃がついていると断面が
ボコボコになってしまいます。
また、硬いカッターナイフを買う必要性は
ありません。
100均のカッターナイフで十分に
使うことが出来ます。
カッターマット
カッターマットは、革を裁断する時や
革と革を貼り合わせするときや
菱目打ちで縫い穴をあけるときに使います。
裁断するときに下に何もないと机に
傷がつくので引くようにしてください。
もし傷がついてもいい机だとしても
引くことをおすすめします。
それは、菱目打ちやカッターの刃の部分が
ボロボロになってしまうからです。
定規
定規は革に書いた型紙通りに裁断するために
使います。
自宅にあるもので十分に使うことが
出来ると思います。
また、のちのちは定規も使わずに綺麗に
裁断することができるようになりますが、
最初はあったほうが
綺麗な直線を裁断することが出来ます。
紙やすり(100番から400番)
紙やすりは、裁断した革をととのえたり
革と革を貼り合わせした時に
ずれているときに使います。
紙やすりで整えることで
綺麗なコバ(裁断面)が出来ますし
コバ磨きが楽になります。
400番ぐらいまでの紙やすりがあれば
綺麗に整えることができます。
帆布
帆布は以前のブログでも紹介しましたが
現在時点でコバ磨きは帆布が
一番きれいになります。
スリッカーでもコバを磨くことが出来ますが
帆布で磨いたほうが手先の力加減を
コントロールすることが出来るため
おすすめしています。
スリッカー(床面のみ使用)
スリッカーは床面の処理をします。
床面とは革の裏面のことで、
裏面は毛羽たちしていたりするので
トコノールなどを塗ってからスリッカーで
磨くと綺麗になります。
スリッカーはコバを磨くこともできます。
トコノール
トコノールは、床面やコバを磨くときに
塗って半乾きになってから磨きます。
コバ磨き材はほかにもいろいろありますが
コストだけを見るのであれば
CMCが一番コストが安いです。
CMCはCMCの粉を水に溶かして使います。
しかし、最初はCMCの濃度(濃さ)が
わかりにくいので購入してすぐに使える
トコノールがおすすめです。
使うときは、トコノールを塗って
すぐに磨くのではなく半乾きになった状態で磨くようにしてください。
ディバイダー
ディバイダーは、菱目打ちで縫い穴を
あけるときのガイドラインをひきます。
このガイドラインの上を菱目打ちで縫い穴をあけていきます。
菱目打ち(4本刃・2本刃)・菱切り
菱目打ちは、ディバイダーでガイドラインを引いた上に縫い穴をあけるために使います。
菱目打ちの幅は好きな幅を選んでもらって
もいいですが4本刃と2本刃を
準備したほうがいいです。
直線のみの縫い穴をあけるのであれば
4本刃だけでも問題ありませんが
面取り(角を丸くした時)をした角などは
2本刃を使ったほうが
綺麗に縫い穴をあけることが出来ます。
レザークラフト用の針と糸
レザークラフト用の針は、
前端が丸くなっています。
菱目打ちで縫い穴をあけているので、
先端がとがっている必要はありません。
また、とがっていると革に傷をつける
可能性があるのでレザークラフト用の針を
使うようにしてください。
レザークラフト用の糸は、
いろいろ種類はありますが
最初は、ロウ付糸を購入したほうが
いいです。
ロウ付糸はいろいろなカラーがあります。
ロウ付糸でない糸を購入した場合は、
別で蜜蠟(みつろう)を購入して
糸にロウを塗ってから使うように
してください。
紹介した道具で何がつくれる?
先ほど紹介した道具で実際に
何が作れるようになるのかを紹介します。
このような作品が作れます。
このブログではオリジナルの型紙も
作れるように型紙作成方法なども
紹介していますので気になる作品を
クリックするとオリジナル型紙作成が
出来ます。
まとめ
今回は、レザークラフトに興味があったり、
初めて見たいけど何を揃えたら
いいかわからない人のために
厳選した道具を紹介しました。
最低限今回紹介した道具を準備することで
作品を作ることが出来ます。
一緒にレザークラフトを
楽しんでみませんか?
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