レザークラフトを初めていろいろな作品を
作ってみたいって思いますよね。
そんな時にこのようなことを思いませんか?
- 革にはいろいろな硬さがるけど、
どの硬さがいいの? - 財布を作るには
どのくらいの硬さがいいの? - 作品によって革の硬さは
かえたほうがいいの?
などいろいろな悩みがあると思います。
僕自身も最初どの革の硬さで
制作すればいいか全然わかりませんでした。
固めの革がいいか、
それとも柔らかい革がいいのか?
ひとそれぞれ好みはありますが
今回は、目安となる革の硬さを紹介します。
革の硬さでも作品自体の印象が
変わりますので参考にしてください。
革の硬さ一覧
今回は、革の硬さの大まかな硬さの
紹介をしますが、人それぞれ感覚が違うので
目安として確認するようにしてください。
革を販売している業者さんは
- 柔らかい
- 少し柔らかい
- ふつう
- 硬い
- とても硬い
など5段階で表現していることが多いので
5段階で紹介していきたいと思います。
また、革の硬さがイメージしやすいように
食べ物の硬さでも紹介していきます。
硬さレベル1(柔らかい)
食べ物:焼く前の餃子の皮
代表的な革:スエード系が多いです。
特徴:
柔らかく、曲げやすく、折り畳みが出来る
作れる作品
硬さレベル1(柔らかい)で作れる作品は
- 手袋
- 子供用のポシェット
- エコバック
などが作れます。
片づけをするときなどにたためる
革の柔らかさになっています。
硬さレベル2(少し柔らかい)
食べ物:ゆであがったうどんのような弾力
代表的な革:シボ系の革が多くあります。
特徴:柔らかいが少しハリもある
作れる作品
硬さレベル2(少し柔らかい)で作れる
作品は
- 巾着袋
- シューズ入れ
- 重いものを入れるエコバック
などが作れます。
少し硬さはありますが、
シューズ入れなどのように
形が少し変わるような硬さになります。
硬さレベル3(ふつう)
食べ物:ベーコンエッグの焼いたベーコン
特徴:
曲げたときに革の硬さを感じる
ことができて、革のもとの形に
もどそうとする反発が感じられる。
作れる作品
硬さレベル3(ふつう)で作れる作品は
- トートバック
- ポーチ
- ブックカバー
- 母子手帳
などが作れます。
もとの形にもどろうとする反発を
感じられます。
そのためブックカバーや母子手帳などに
使われることが多く硬すぎず柔らかすぎずの革になっています。
硬さレベル4(硬い)
食べ物:さつま揚げの
代表的な革:ヌメ革が多い
特徴:
型崩れすることが少なく、
革の反発がある革になっています。
制作するときなどは漉い(すいて)て
使用する事があります。
作れる作品
硬さレベル4(硬い)で作れる作品は
- 財布
- 小銭入れ
- 名刺入れ
- トートバック
などが作れます。
使う頻度が高く、
型崩れしない革になります。
ビジネス用のバックなどを作る人もいます。
硬さレベル5(とても硬い)
食べ物:厚切りベーコン
代表的な革:ヌメ革やブライドルレザー
特徴:
非常に硬い革になります。
革を曲げるのも大変です。
しっかりとした作品を作ることが出来ます。
作れる作品
硬さレベル5(とても硬い)で作れる作品は
- ベルト
- レザートレイ
- バック
などが作れます。
型崩れをしない硬い革になります。
馴染むまでに時間がかかる革ですが
エイジングなど使い込むことで
使いやすくなります。
まとめ
今回は、革の硬さを説明しました。
革の硬さによって作れる作品が
変わってくるので目安として参考にして
頂ければと思います。
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