今回の内容
今回は、オリジナルのペンケースの型紙を
作成していきます。
今の時代、スマホやタブレットといった
電子機器の普及で
メモと取ることが少なくなっています。
しかし、ペンは必ずもっています。
ぜひ、オリジナルのペンケースの型紙を作ってみてください。
ペンケースコンセプト
今回の型紙を作成するペンケースは
3本入るペンケースになります。
ボールペンとシャーペンと赤ペンが
入るようにしています。
ジッパー式ではなく、
差し込み式のペンケースですので
かさばらないサイズになっています。
ペンケース型紙
今回作成する型紙の
大まかな型紙作成手順は
- 背面パーツの作成
- 背面パーツの面取
- 背面パーツ複線(ディバイダー線)
- 背面パーツ分割(菱目打ちの位置)
- 前面パーツの作成
- 前面パーツの面取り
- 差し込み部分の作成
- 複線(貼り付け位置)
になります。
2部構成で詳しく説明していきます。
第1部では、背面パーツの作成
第2部では、全面パーツと差し込み口と
複線になっています。
今回作成する型紙の
完成図は下の画像になります。
ペンケース型紙の作成
ここから詳しく型紙作成方法を
紹介して聞きます。
JW-CADを起動します。
左側から”□”をクリックします。
”□”をクリックすることができたら
マウスを上に移動して、寸法を入力します。
寸法は”60,275”を入力します。
入力したら、
マウスを黒い部分に移動します。
移動すると先ほど指定した
寸法の大きさの赤線が表示されます。
左クリックを1回押すと
確定します。
確定すると赤線から白線になります。
次に左側の”面取”をクリックします。
面取をクリックしたら、
マウスを上に移動して
”丸面”にチェックを入れます。
丸面にチェックをいれたら
右側にある寸法にマウスを移動します。
寸法は”10”を入力します。
ここでは10mmを指定しますが好きな丸面の大きさで大丈夫です。
寸法を入力したら、対象の線を左クリックを1回押します。
左クリックを1回押すと対象の線が紫色になります。
もう一つの対象の線も左クリックを
1回押します。
対象の角が丸面になります。
ほかの角も丸面(10mm)にします。
対象の角は下の画像になります。
同じ手順で角を丸面にします。
左側の”複線”をクリックします。
マウスを上に移動して
複線間隔に”3”を入力します。
ここでの3mmはディバインダー線の幅に
なります。
複線間隔が入力出来たら
右側にある”範囲選択”をクリックします。
範囲選択をクリックすると画面の
表示が変わります。
全選択をクリックします。
全選択をクリックすると対象となる線が
紫色になります。
対象の線が紫色になっていることを確認し
”選択確定”をクリックします。
選択確定をクリックすると、
複線が書けます。
左側にある”分割”をクリックします。
分割は、菱目打ちで縫い穴をあける位置を
書きます。
分割をクリックしたら、
マウスを画面の上に移動して
等距離分割にチェックを入れます。
等距離分割にチェックをいれたら、
右側にある”割付”にチェックを入れます。
割付にチェックをいれたら、
右側にある”距離”に”3”を入力します。
ここでの3mmは菱目打ちの幅に
なりますので
持っている菱目打ちの幅にしてください。
対象になる線の端を右クリックします。
もう一つの端も右クリックします。
最後に対象の線を左クリックします。
左クリックをすると、点々が表示されます。
同じ手順で一周分割(菱目打ちの位置)を
書いていきます。
第1部はここまでになります。
次回の第2部では、前面パーツと差し込み口の型紙の作成をします。
まとめ
今回は、ペンケースの背面パーツの
型紙作成方法を説明しました。
次回は、前面パーツと差し込み口を説明します。
関連ページ
レザークラフト型紙作成紹介ページ