今回の内容
今回は、オリジナルのブックしおりの型紙を作成していきます。
レザークラフトをしているとどうしても端切れ（革の中途半端な大きさ）などの
革が多くなってきます。
そこで、ちょっとしたプレゼントにも最適な
ブックしおりの型紙作成になっています。
ブックしおり コンセプト
今回のブックしおりは一般的な
ブックしおりの
横3センチ
縦9センチ
になります。
今回は両面を銀面（革の表面）にします。
ちょっとしたプレゼントに最適な
型紙になっています。
ブックしおり 型紙
今回型紙を作成するしおりの大まかな作成手順は
- 外装の作成
- 面取（丸面）
- 複線（ディバイダー線）
- 分割（菱目打ち位置）
になります。
今回作成する型紙の完成図は
下の画像の通りになっています。
ブックしおり型紙の作成
ここから実際に型紙を作成していきます。
各項目詳しく説明していきます。
まず、JW-CADを起動します。
左側から”□”をクリックします。
上の部分の寸法にマウスを移動して
寸法に”30，90”を入力します。
ここでの数値はｍｍになります。
30ｍｍは横の長さで
90ｍｍが縦の長さになります。
寸法を入力することが出来たら、
マウスを黒い部分に移動します。
移動すると先ほど指定した寸法が
赤線で表示されます。
すきなところで左クリックを一回押して
確定します。
確定したら赤線から白線に変わります。
次に左側から”面取”をクリックします。
面取をクリックすると、
上の表示が変わりますので
”丸面”にチェックを入れます。
丸面にチェックをしたら、右側にある寸法にマウスを移動します。
寸法に”５”を入力します。
寸法を入力することが出来たら
マウスを黒い部分に移動します。
対象となる線を左クリックを1回押します。
左クリックを押すと紫色になります。
面取をしたいもう一つの線を
左クリックします。
左クリックすると、対象の角が
丸くなります。
同じ手順で全ての角を丸くします。
対象の角は下の画像のとおりになります。
すべての角を丸くします。
ここでは丸くしましたが、好みによって角を変えても大丈夫です。
次に左側にある”複線”をクリックします。
上の部分にある”複線間隔”に
マウスを移動して
”3”を入力します。
ここでの”3”はディバインダーの幅に
なります。
菱目打ちで縫い穴をあける目印になります。
複線間隔を入力したら、右側にある”範囲指定”をクリックします。
範囲指定をクリックすると表示が変わるので
”全選択”をクリックします。
全選択をクリックすると、対象となる線が紫色になります。
対象の線を必ず確認してください。
対象の線を確認することが出来たら
”選択確定”をクリックします。
選択確定をクリックすると
複線を書くことが出来ます。
複線を書くことが出来たら
左側にある”分割”をクリックします。
分割は菱目打ちで縫い穴をあける位置を書いていきます。
分割をクリックしたら、上の部分にある
”等距離分割”にチェックを入れます。
チェックをすることができたら、右側にある”割付”にチェックを入れます。
割付にチェックをいれたら、右側にある距離にマウスを移動します。
距離に”3”を入力します。
この”3”は菱目打ちの幅になります。
使用している菱目打ちの幅に合わせて距離を変更してください。
距離を入力したら、対象になる線の端を
右クリックします。
もう片方の端も右クリックします。
対象の線の両端を右クリックしたら
対象の線を左クリックします。
対象の線を左クリックすると
点が表示されます。
点と点の間隔が指定した３ｍｍになります。
複線を全て同じ手順で分割していきます。
ここまででオリジナルしおりの型紙作成は
完了になります。
完成図は下の画像になります。
まとめ
今回は、端切れで作れる
しおりの型紙を作成しました。
知人や友人へのちょっとしたプレゼントに
最適になっています。
いろいろな長さのしおりを
作成してみてください。
型紙作成手順は同じですが、最初の”□”の大きさや面取を変更するだけで
いろいろなオリジナル型紙が作れます。
関連ページ
レザークラフト型紙作成紹介ページ
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