
今回もレザークラフトの用語集を
紹介するね!

いろいろな用語があるよね!
前回もいろいろあったしね!

そうだね!
今回もいろいろ紹介するね!
レザークラフト 用語集③
今回もレザークラフトで使用されている
用語の紹介をします。
①と②を見ていない方は①と②も見てもらうと
嬉しいです。
今回紹介する用語は
- 粗裁ち(アラダチ)
- 本裁ち(ホンダチ)
- シボ
- トラ
- 血筋(チスジ)
各項目も詳しく説明していきます。
レザークラフト 用語集③ 粗裁ち(アラダチ)
粗裁ちとは、裁断したい大きさより
大きめにカットすることです。
粗裁ちをするメリットとしては
- 革が伸びるのを防ぐ
- 床面の処理が楽にできる
- 裁断をしやすくなる
粗裁ちはをして少し大きくカットします。
メリットの1と2は少し内容が被りますが
その後床面をトコノールを塗ってガラス板で
磨きますが、そのときにぴったりに切っていると
革が伸びたり、
トコノールが銀面(革の表面)についてしまって
シミになる場合があります。

もったいない気持ちはわかりますが、粗裁ちをして
床面を処理してから型紙の通りに裁断するようにするると
綺麗に裁断することができます。
また、粗裁ちは型紙より少し大きく裁断するので
次に紹介する本裁ちが非常にやりやすくなります。
詳しくは次で説明をします。
レザークラフト 用語集③ 本裁ち(ホンダチ)
先ほど紹介した通り、粗裁ちをして、床面を処理した
革を型紙通りに裁断することを本裁ちと言います。
なぜ粗裁ちをしてから本裁ちをするのがいいかというと
大きな紙をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
例えば、縦1メートル・横1メートルの紙が
あったとします。
そこに縦10センチ・横10センチの大きさの物を
切りたいと思ったときに
縦と横が1メートルあると非常に裁断しづらいと思います。
これが縦20センチ・横20センチで
縦と横が10センチのものであれば
自身の体の前でしっかりと裁断することができるので
裁断はしやすくなると思います。
このことによって粗裁ちが必要になり
本裁ちと粗裁ちがあります。
本裁ちがしっかりとできることで作品のクオリティも上がるようになりますし
余分な革も使用しなくなります。
レザークラフト 用語集③ シボ
シボという言葉は普段生活をしている中で
聞かない言葉だと思います。
私自身もレザークラフトを始めるまでは知りませんでした。
革(レザー)を購入するときに記載してあることが
多いですが実際なんのことだろうと思います。
シボとは、銀面(革のおもて面)に不規則なシワの模様が
あることを言います。
動物の部位によってシボの大きさが変わってきます。

上記の画像の通り、シワがわかると思います。
このシボを嫌がる人もいますが、型押しでなければ
このシボの模様は、世界に一つだけのシボになります。
同じ革であっても同じシボができることはありませんので
個性的が出ると思います。
レザークラフト 用語集③ トラ
トラというと何をイメージしますか?
私はこれです!!

皆さんも”トラ”と言えばこれだと思います。
レザークラフトでは”トラ”とは、
大きな直線のシワのことです。
トラの体の模様の黒い部分からこのようなシワを
レザークラフトではトラと読んでいます。

なぜこのトラがいいのかというと
まず、天然の素材という証になります。
合成の革にはない模様なので
本物の革にしかありません。
この”トラ”の模様があるのは、首から肩にかけて
あることが多くなっています。
トラの模様を使用した唯一の作品を製作してみてはいかがでしょうか?
レザークラフト 用語集③ 血筋(チスジ)

血筋とは、動物の皮膚のしたを流れていた、
血管の後のことです。
銀面(革の表面)や床面(革の裏側)に
見られるものそれぞれあります。
また、血筋もいろいろな形状があり、
まっすぐに伸びている物もあれば、
雷みたいにギザギザになっている物
葉っぱみたいな形になっているもの
多くの形がありますが、これも天然の革のみで
あわられる物です。
シボやトラと同じで同じ形がない、唯一の物になります。
まとめ
今回もレザークラフトの用語を紹介しました。
専門的な用語や意味合いが違う用語など
様々あります。
ネットで購入するときなど専門的な用語が記載されていることが
あると思います。
意味がわかると楽しくなります。
一緒に勉強していきましょう!!
関連ページ
レザークラフト 用語集①
レザークラフト 用語集②
レザークラフト 用語集④

コメント