そろそろ染色した革はかわいたかな?
乾いたよ!いい感じに染まってくれたよ!
ここからは、染色後の処理について
紹介するね!!
レザークラフト 染色 手順
ここでは簡易的に染色の手順を紹介します。
事項でそれぞれの手順の詳細と注意事項を
紹介します。
- ヌメ革を準備します
- 染色する大きさにヌメ革を裁断します。
- ヌメ革に水を含ませます。
- 染色1回目(薄く)
- 染色2回目以降(なんども重ね塗り)
- 乾燥(1日程度)
- 色止め液を塗ります。
- オイルを塗ります。
- 床面の処理
- 完成
ここから詳しく手順を紹介します。
今回は6から紹介していきたいと思います。
あくまでも私個人の意見になっておりますので
1つの考えとして参考にしてください。
レザークラフト 染色 手順 乾燥(1日程度)
まずしっかりと乾燥していることを
確認してください。
乾燥してないと色が落ちる可能性が
あります。
こちらが、しっかりと乾燥させた状態の
革になります。
イメージより少し濃いめに染色した革に
なります。
レザークラフト 染色 手順 色止め液を塗ります
染色をした革に、色止め液を塗ります。
僕自身は、レザーコートマットを使用して
色止めをしています。
レザーコートマットを使用するのは、
他の色止め液だととても光沢が
出てしまったため一番光沢がなく、
落ち着いた感じに仕上がる
レザーコートマットを使用しています。
全然色が違うと思います。
注意点としては、あつく塗らないことです。
薄く塗って乾かして、薄く塗って乾かしてを
2〜3回繰り返すことで綺麗に仕上がります。
上記の画像は、下が色止め液を塗る前の革で
上が色止め液を塗ってしっかりと
乾燥させた状態の革になります。
色止め液をしっかりと乾燥させないと
次の工程の時に失敗しますので
しっかりと乾燥させてください。
レザークラフト 染色 手順 オイルを塗ります
色止め液をしっかりと乾燥したあと
オイルを塗ります。
染色後の革は、油分がなくなっているため
ここでオイルを加えてあげないと
パサパサの革の状態になってしまいます。
油分を加えることで、
しっとり・なめらかな手触りになります。
僕は、クラフト社のオイルを使用します。
こちらのオイルは、柔らかい布にオイル
をつけてしっかりと布になじませてから
革にオイルを塗っていきます。
布になじませることで均一にオイルを
加えることができますし、
多く塗らなくてのしっかりと
伸びるオイルになっているので
コスト的にも助かる商品になっているので
僕はこの商品を使用しています。
画像で見るとすごく塗っている感じがしますが薄く塗っています。
しっかりと浸透するように塗ることが
ポイントになっています。
塗った後は、柔らかい布で軽く拭き取ることでムラなくオイルを塗ることができます。
オイルを塗って、柔らかい布で軽く拭き取ったあとの状態になります。
少し、革に馴染むまで放置すると
いい具合に仕上がります。
レザークラフト 染色 手順 床面の処理
オイルが馴染んだあと
床面の処理をします。
床面を処理する際は、トコノールを使用します。
トコノールは、塗ってすぐに磨くのではなく
半乾き状態になってから磨くようにしてください。
トコノールが半乾きになった状態で
ガラス板などで床面を仕上げていきます。
しっかりとトコノールで磨くことにより
ツヤが出て床面が仕上がります。
上記の画像がトコノールで仕上げをした床面になります。
レザークラフト 染色 手順 完成
こちらの画像が全て処理が
終わった状態の革です。
今回は、ワインレッド風に仕上げています。
まとめ
今回は染色方法の手順を紹介しました。
みなさんどうでしたか?
次回は、染色時の注意点などを紹介したいと思います。
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