レザークラフト楽しんでいますか?
コバ磨いていますか?
前回は、ルーターを使って
コバ(裁断面)を仕上げるメリットと
デメリットを紹介しました。
メリットとしては、
大幅な時間短縮ができることと、
一定の力(ちから)で均一に
コバを仕上げることができることが
メリットです。
デメリットとしては、
初期費用が発生してしまいます。
スリッカーを使ってコバ(裁断面)を
整えることもできますが、
ルーターの方が均一に仕上げられますが、
レザークラフトを始めたばかりの方は
後々での購入でもいいと思います。
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
ルーターを使う手順
ここからは実際に私自身がルーターを
使ってコバ(裁断面)を
磨く手順を紹介します。
手順の方法は様々ありますので
1つの考えとして参考にして
みてください。
手順① 準備
ルーターを使う前に道具を準備します。
準備する道具は
・ルーター
・アタッチメント
・コバ仕上げ剤
・紙やすり
・へり落とし
になります。
手順② コバ(裁断面)を整える
1枚のレザー(革)であれば
しっかりと型通りに
裁断できてればいいですが、
2枚以上重ねる場合だと型どおりに
裁断してもどうしてもずれてしまうことが
あります。
その時には、紙やすりを使って
コバ(裁断面)を平らにするように
整えていきます。
大きくずれている場合は、
型を再度確認し問題ないようであれば
カッターナイフなどを使って
はみ出ている部分をカットしてから
紙やすりで整えます。
この紙やすりで整えることが
とても重要になってきますので、
焦らずしっかりと平らになるまで
整えるようにしてください。
紙やすりは番号が小さいものが目が粗く、
番号が大きいものが目が細かく
なっています。
手順③ へり落とし
コバを磨き平らにすることできたら、
へり落としを使って、
コバ(裁断面)のへりを落としていきます。
へり落としを使うときに
あまり力(ちから)をいれず
へり落としをしてください。
力(チカラ)を入れすぎると
ずれてしまったりして
銀面(表面)に傷ができる場合が
あります。
へり落としをしたら、
コバ(裁断面)が
少し荒れる場合があるので
紙やすりの番号が大きいものを
使って整えましょう。
手順④ コバ仕上げ剤を塗る
紙やすりで整えることができたら、
コバ仕上げ剤を塗っていきます。
コバ仕上げ剤が銀面に
つかないように塗ってください。
コバ仕上げ剤は塗って
すぐに磨くよりも
少し乾いてから磨くことで
綺麗に磨くことができるため
少し時間を置きます。
手順⑤ ルーターを使って磨く
コバ磨き剤が少し乾いてきたら、
コバ(裁断面)をルーターを使って
磨いていきます。
この時に早く磨きたいからといって
ルーターの回転数を上げすぎないように
してください。
私自身は最小と最大の
中間ぐらいの回転数で
いつも磨いています。
また、ルーターを強くコバ(裁断面)に
押し当てないようにしましょう。
手順⑥ コバを確認
コバ(裁断面)の状態を確認しながら、
紙やすりの番号が大きいもので
整えます。
しっかりと整えたつもりでも
デコボコしている場合がありますので
確認し紙やすりで整えてください。
整えた後は、
手順④から再度工程を行ってください。
まとめ
今回は、ルーターを使った
コバ(裁断面)を整える
手順を紹介しました。
ルーターを使って時間短縮ができる分、
ルーターを使う前の下準備を
しっかりとすることで
綺麗なコバを作ることが
できるようになります。
ぜひ参考にしてみてください。
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