レザークラフト作品を作成して
一番の課題と言ってもいいコバ磨きです!
皆さんはどのようにコバ磨きを
されていますか?
コバ磨きは、磨く前にコバを整えとく
必要があります。
今回は、コバ磨きをする前の
コバの整えるときに使う
やすり掛けのメリットとデメリットを
紹介します。
コバのやすり掛けの道具
コバをやすり掛けするときに
使う道具としては、
紙やすり
ドレッサー
一般的には、紙やすりとドレッサーに
なります。
私自身は紙やすりを使っています。
コバのやすり掛けのメリット・デメリット
ここからは実際にやすり掛けをすることの
メリットとデメリットを紹介していきます。
基本的にはデメリットはありませんが
注意点として参考にしてください。
コバのやすり掛け メリット① 仕上げの美しさ
まず、コバにやすり掛けをすることで
革が均一の状態になります。
これにより、帆布やスリッカーで
磨いたときに美しくきれいに仕上がります。
張り合わせした革の
コバが擦れていたりすると
一生懸命磨いてもきれいになることは
ありません。
やすりをかけることで
綺麗なコバになり、
きれいな作品になります。
コバのやすり掛け メリット② 使用感の向上
コバをやすり掛けすることで
張り合わせをしたコバが滑らかになります。
滑らかになることで作品を日常で使うときにひっかかることが少なくなります。
そのため作品を長く使うことができます。
コバのやすり掛け メリット③ 耐久性の向上
使用感の向上とも1部内容がかぶりますが
やすりなどでコバを綺麗にするので
ひっかかりがなくなり、
その後コバ磨きをコバ仕上げ剤を使って
仕上げるため耐久性が向上します。
耐久性ががあがるからと言って
メンテナンスをしなくてもいいわけでは
ありません。
定期的にメンテナンスはしましょう。
コバのやすり掛け メリット④ 仕上げの選択が増える
コバ磨きをする前のやすり掛けなどを
しっかりとすることで
コバを仕上げる選択肢が増えます。
コバをやすり掛けしないと選択肢がないのかというとそうではありません。
こことではきれいなコバを仕上げることが
できます。という意味になります。
そのままコバ仕上げ剤を使うのか
それとも染色するのか
または、顔料をぬるのか
など下地を綺麗に仕上げることで
綺麗なコバを仕上げることが
できるようになります。
コバのやすり掛け デメリット① 時間と手間
コバのやすり掛けはとても時間と手間がかかる作業になります。
コバが少ない作品であれば
時間はそこまでかかりませんが
コバが多い作品(財布など)になると
多くの時間と手間がかかります。
しかし、この時間と手間をかかえることで
出来上がった時の仕上がりが変わってきます。
コバのやすり掛け デメリット② コバの減少
やすりがけはコバを整えることになります。
整えるということはコバを少なからず
削らないといけません。
そのため、あまりにもずれている場合は
張り直しなどをしたほうが
いいかもしれません。
コバを削りすぎると作品自体の大きさが
変わってくる可能性があります。
削りすぎには気を付けるようにしましょう。
ディバイダーで線を引く前に
一度コバをととのえてから
ディバイダーで線を引くように
してください。
まとめ
基本的にはコバは
革を重ねなくても、重ねても
やすり掛けをすることをオススメします。
一枚であれば裁断を整える感じで行い
2枚であればコバが均一になるように整えましょう。
3枚以上の革を重ねる場合は、
先に2枚を重ねてコバを整えて
整えた後に3枚目を重ねて整えるようにしてください。
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