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【おすすめ】コバ磨きはこれで決まり比較③!!

レザークラフト
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レザークラフトを始めると
作るのがとても楽しくていろいろと
制作してしまいます。
でも最初は何をどうしたらいいか
わからなかったり、道具の使い方なども
わからないことだらけです。

上手な人の作品を見ると
コバが綺麗に仕上がっていて
とても羨ましく思い、
「どうしたら綺麗なコバにできるのかな?」
「どうしたらコバ処理が上達するかな?」

などいろいろ考えると思います。
僕自身が実際にそうでした。
ここでは、僕自身が使っている
コバ磨きの道具を紹介します。
スリッカー・布・帆布でのコバの
仕上がりの違いも紹介します。

おすすめのコバ磨き道具

おすすめのコバ磨き道具は
”帆布(はんぷ)です。
帆布とは綿や麻の生地になり、
文字のとおり昔は船の帆(ほ)で
使わっていた丈夫な布です。
身近な所で言えば、”靴”や”バック”など
多くの場面で使われているので
一度は目にしたことがあると思います。

コバ磨き比較内容

今回は、”スリッカー””布””帆布”での
コバ磨きの違いを同じ革を使いながら
説明します。

内容としては、全部で3部構成になっており

  1. トコノール
    スリッカー・布・帆布の違い
  2. トコノール・染色
    スリッカー・布・帆布の違い
  3. トコノール・染色・コバワックス
    スリッカー・布・帆布の違い

この3つの条件でそれぞれ説明します。

比較前提条件

コバ磨き(スリッカー・布・帆布)の違いを
比較するための前提条件です。

  1. ヌメ革の銀面を染色した革と使う
  2. 2枚張り合わせ
  3. 事前に前処理として、紙やすりの
    100番から500番で仕上げている
  4. 比較のときは紙やすり1000番を使う
  5. 磨きは往復100回とする
  6. 紙やすりは一方方向に10回する

コバ磨き比較 スリッカー・布・帆布

今回は、第3部の染色後にトコノールと
コバ磨き道具(スリッカー・布・帆布)を
使ってコバを磨きます。
その後に、コバワックスを塗って
コバ磨き道具(スリッカー・布・帆布)で
磨いていきます。
下の画像が張り合わせをして
なにもしていないコバです。

革張り合わせ

コバ染色後、トコノールとスリッカーでコバワックス仕上げ

コバを染色後にトコノールと
スリッカーを使って仕上げていきます。
仕上げたコバの上からコバワックスを塗って
スリッカーで往復100回磨いた
コバが下の画像になります。

ワックス1回目

紙やすり1000番を使って
コバを整えてからコバワックスを
塗ってスリッカーで往復100回磨いた
コバが下の画像になります。

コバワックス2回目

1回目と2回目では、光沢が全然違います。
表面はまだでこぼこしている感じです。

コバ染色後、トコノールと布でコバワックス仕上げ

次は染色後に布(Tシャツの切れ端)で
整えてから、コバワックスで磨きます。

コバワックスを塗ってから、
布で往復100回磨いたのが
下の画像になります。

布1回目

まだまだ表面は凸凹していますが
全体的にシックな感じです。

一度紙やすりでととのえてから
もう一度コバワックスを塗って
布で往復100磨きます。
磨いた画像が下の画像になります。

布2回目

1回目よりは光沢が出てきました。
全体的にコバも整ってきています。

コバ染色後、トコノールと帆布でコバワックス仕上げ

帆布も同様に染色後に、
帆布でコバを整えてコバワックスを塗って、往復100回磨きます。
100回磨いたのが下の画像になります。

帆布1回目

スリッカー・布に比べると光沢が違います。
触った感じも少しでこぼこしていますが
スリッカー・布に比べると
きれいに整っています。

紙やすりで一度整えて
2回目のコバワックスを塗って
帆布で磨いていきます。
先ほどと同じように往復100回磨いたのが
下の画像になります。

帆布2回目

スリッカー・布の時と光のあて具合は
変えていません。
光沢とコバのととのいかたが
全然違います。

染色後、コバワックススリッカー・布・帆布比較

今回も同じ条件で
コバ磨きの道具(スリッカー・布・帆布)を
使ってコバを磨きました。
左から
・スリッカー
・布
・帆布
になります。
ここでは光をあてていません。

比較

同じ往復100回磨いた時に
帆布が一番きれいにコバを
整えることが出来ました。

まとめ

今回は、染色後にコバワックスを使って
コバを磨いていきました。
とことんすれば最終的に
綺麗なコバが出来上がりますが、
少ない時間できれいに仕上げるには”帆布”が
一番綺麗で光沢が出ました。

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