前回はオイルレザーを
紹介したよ!
今回は違う、加工方法の革を紹介するね!
今回はどんな革なの?
今回は、ガラスレザー加工について紹介するね!
ガラスレザー!?
よろしくお願いします。
レザークラフト 革の加工 ガラスレザーとは
ガラスレザーは鞣しを行った後に、乾燥をする際にガラスや鉄板に貼り付けて行い、
銀面を少し削って仕上げます。
樹脂仕上げをした上品な光沢が特徴の革になります。
樹脂の効果で通常の革の仕上げよりも、耐水性と耐久性が高くなります。
塗料を革の上に載せるので、もともと革自体に傷があっても目立たなく
傷がなかったように見えます。
革の等級が低めの革が使用されるので、革自体の価格が安くなります。
革の上に塗料を載せるので、折り曲げたりするとシワなどができ
そこからひび割れることもあります。
ビジネスシューズや革靴などに使用されています。
レザークラフト 革の加工 ガラスレザー メリット・デメリット
ガラスレザーのメリットとデメリットを
紹介します。
それぞれ参考にして、作品等を製作するのもいいと思います。
レザークラフト 革の加工 ガラスレザー メリット
ガラスレザーのメリットとしては3つあります。
それぞれ詳しく説明していきます。
- 水や汚れに強い
- 伸びにくい
- お手入れが不要
レザークラフト 革の加工 ガラスレザー メリット 水や汚れに強い
これは、ガラスレザーの紹介をした時に
書いた通り、革の上に塗料を塗るという
イメージになるので、
革を塗料でコーティングするように
なります。
塗料の中に防水性の薬品等が
入っている場合があるので
耐水性が上がり、水にも強くなります。
レザークラフト 革の加工 ガラスレザー メリット 伸びにくい
革に塗料を塗ってコーティングしているため
革自体が伸びにくくなっています。
裁断する際などしっかりと裁断することができます。
多少引っ張っても革が伸びることは少ないです。
レザークラフト 革の加工 ガラスレザー メリット お手入れが不要
革自体に塗料でコーティングされているので
革に対してクリーム(油分の追加)を塗ったりすることは不要になります。
前回紹介したオイルレザーは、革にオイルを染み込ませて使用するため
メンテナンス等が必要になっていましたが、
ガラスレザーは革の上にコーティングしているので、革のメンテナンスが不要になります。
レザークラフト 革の加工 ガラスレザー デメリット
ガラスレザーのデメリットを紹介します。
2つのデメリットがありますので参考にしてください。
- 劣化しやすい
- ひび割れする
レザークラフト 革の加工 ガラスレザー デメリット 劣化しやすい
革の上に塗料でコーティングをしているため
使用していると、コーティングが剥がれてきたりします。
ガラスレザーは基本的に買い替えがきくものを製作されることが多くなっています。
レザークラフト 革の加工 ガラスレザー デメリット ひび割れする
最初にも少し書きましたが、ひび割れをすることがあります。
革靴などを普段履く人はわかると思いますが、
よく曲がる部分やかかとの部分がひび割れすることがあると思います。
これは、先ほどご説明した通り、革の上に塗料が乗っているので
革の中に浸透していないので、曲げたりするとそこからひび割れが起きてしまいます。
レザークラフト 革の加工 ガラスレザー 手入れ方法
基本的にはクリームなどを使用して手入れをすることはあまりありません。
ブラッシングを行い、汚れやほこりを落とし、少し濡れた布なのでふきあげれば基本的には
大丈夫です。
しかし、靴などであれば外側からはいいのですが、
内側からの湿気を逃がすことができません。
そのため、靴を使用した後はできれば2日以上乾燥させてから履くようにすると
靴が長持ちします。
まとめ
ガラスレザーいかがでしたか?
ガラスレザーは長く使用するというよりは、買い替えがきくような作品に
使用されていることが多くなっています。
使用した後などにしっかりと乾燥させることによって長く使用できるかと思います。
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