前回は革の種類を紹介したよ！
革の種類っていっぱいあるんだね！
これで革については完璧ね！
いやいや！まだまだ！
革って言っても牛や豚などいっぱいあるんだよ！
えぅ！？そうなの？
今回は”牛革”を紹介するね！！
牛革の種類
- カーフスキン
- キップスキン
- カウハイド
- ステアハイド
- ブルハイド
- バッファローハイド（水牛）
カーフスキン
生後６ヶ月以内の仔牛のレザー（革）のことを
言います。
特徴としては、肌のキメが非常に細かく
薄くて柔らかいという質感です。
希少性が高く、牛革の中で最高級です。
高価なカバンや靴に使用されることが
多いです。
吟面（革の表面）のキメ細かな表情や
柔らかい質感を活かすために
クローム鞣しで仕上げられることが
多いです。
キメの細かさや柔らかさがメリットですが、
その反面柔らかいため傷がつきやすく
耐熱性が弱いというデメリットもあります。
国内では仔牛自体の流通が少ないため、
生産を行っているところはほぼありません。
カーフスキンは海外からの輸入が多くなっています。
キップスキン
生後６ヶ月〜２年の牛の革を使います。
吟面（革の表面）のキメの細かさは、
カーフスキンほどではありませんが
比較的キメが細かくなっています。
カーフスキンより少し革自体が
厚くなります。
カーフスキンで製作できない作品などは
キップスキンで製作されることが多く
カーフスキン同様高級な革となっています。
カウハイド
生後２年以上経過したメス牛の革です。
革の厚みがほぼ均等になっているので、
革小物や革財布、革バックなど
いろいろな場面で使用されることが
多くなっています。
革の特徴としては、
カーフスキン・キップスキンと比べ
革自体が丈夫になっています。
ステアハイド
生後３ヶ月から６ヶ月の間で去勢され、
２年以上経過した雄牛の革です。
現在国内で一番流通している革になります。
肉牛として育成されtら牛を食用とする際に
革にしています。
去勢しているため、
気性が穏やかで体に傷が少ないです。
ブルハイド
去勢されていない、
生後２年以上経過した雄牛の革になります。
去勢されていないため、牛革の中では
一番硬く、丈夫な革になっています。
また、去勢されていないことから
気性が荒いため、革自体に傷も多く
キメも荒くなっています。
ブーツや工業用革ベルトなどに使用されることが多くなっております。
牛革の紹介はこれで全部だよ！
牛革って言ってもこんないっぱいの種類があるんだね！
そうなんだよ！
それぞれの特徴を捉えながら
作品を作成しないとね！
私カーフスキンのバックが欲しいな！
えーと！！
次回は、豚革とヤギ革とヒツジ革を紹介するね！！
まとめ
今回は、牛革を紹介しました。
牛革と言ってもいろいろな種類があります。
高級な革から手頃な革まで様々な革に
なっています。
作品によっては、少し傷があった方がいいや綺麗な作品にした方がいいなど
いろいろと試行錯誤するのも良いかも
しれません。
次回は、豚革・ヤギ革・ヒツジ革を紹介いたします。
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