レザークラフト楽しんでいますか?
レザー(革)の厚み調整していますか?
レザークラフトではレザー(革)の厚みで
作品の仕上がりや使い勝手に
大きな影響を与えます。
厚いレザー(革)は頑丈で
高級感が出ますが、
一方使いにくくなることがあります。
また、薄いレザー(革)は柔らかく
軽いため小物作りに向いています。
今回は、レザークラフト作品の印象を
決めるレザー(革)の厚みについて
紹介します。
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
なぜレザー(革)の厚さ調整が必要なのか?
レザー(革)の厚さを調整することで、
作品に適した強度や柔軟性・しなやかさを
作品に持たせることができます。
レザー(革)の厚さを調整する理由は
- 用途に応じた強度の調整
バックや財布などの厚みは
それぞれで違い、
制作する作品によってレザー(革)の厚さ調整が必要になってきます。
例えば分厚いレザー(革)を
漉く(すく)ことでレザーの厚みを
薄くすることもできます。 - デザインの自由度
レザー(革)作品の部分的に
薄くすることで折り曲げたり、
細部にこだわったデザインを
作れるようになります。
レザー(革)に厚さを調整する基本的な道具
レザー(革)の厚さを調整するためには、様々な方法があります。
ここでは基本的な道具を紹介します。
今回紹介する道具は私自身が現時点で
使っている道具になります。
フレンチエッジャー
レザー(革)を削って厚さを調整する
道具になっています。
直線や広い部分を薄くするときなどに
使っている道具になります。
力(チカラ)の加減で漉く厚さが
変わってくるので
力いっぱいしすぎると銀面(表面)まで
傷付けてしまうことがありますので、
気を付けながら作業をしてください。
漉き機
漉き機は、均一にレザーの厚さを
調整してくれます。
最初に自分自身で厚さの調整を行い、
レザーを引っ張って厚さを
調整します。
たくさんの作品を制作するのであれば
、漉き機はあったほうが
いいかもしれません。
カッターナイフ・カッターマット
少しの部分を漉いたり、
細か部分を漉く場合は、
カッターナイフがとても綺麗に
漉くことができます。
特にカーブの部分などは
カッターナイフの方がやりやすいことも
あります。
厚さゲージ
1つ持っておくととても便利です。
漉き機などを使わず、
手で漉きをした場合
見た目では均一に漉いていると
思っても実際に計ってみると
厚さが違う場合があります。
この時に厚さゲージがあると
レザー(革)の厚さをしっかりと
確認することができるため、
均一な厚さで作品を
制作することができるようになります。
まとめ
今回は、レザー(革)の厚さを
調整するための道具の紹介をしました。
次回は、漉くことのメリットと
デメリットを紹介し、
各道具の使い方を紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
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