レザークラフト楽しんでいますか?
手縫いしていますか?
レザークラフトを始めて
一番悩むことはなんですか?
- スティッチを綺麗にしたい
- 裁断がうまくいかない
- 大きさは大丈夫かな
など、いろいろなことで悩むと思います。
この悩む時間も楽しいと思います。
今回は、つまずくことが多い
”手縫い”を紹介します。
レザー(革)は布と違って
針を直接通すことはできないため、
専用の道具を使って
縫い穴を開けていきます。
菱目打ちを使って縫い穴を開けることで、
縫い目(スティッチ)が
綺麗に仕上げることができます。
今回は、菱目打ちの基本的な使い方と、
代表的な縫い方を紹介していきます。
前回の記事も併せて読むことでわかりやすくなっています。
【初めの手縫い!】レザークラフトの菱目打ちの使い方と基本の縫い方 Part1
【初めの手縫い!】レザークラフトの菱目打ちの使い方と基本の縫い方 Part2
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
手縫いの基本
ここからは手縫いについて紹介します。
今回紹介する内容以外にも
たくさんの方法があります。
1つの考えとして参考にしてみてください。
必要な道具
手縫いをするときに最低限必要な道具を
紹介します。
・レザークラフト用の針
先端が丸い針
・蝋引き糸
強度と耐久性があり、縫いやすい
クリップ
レザーを重ねたときに仮止めするため
・ハサミもしくは糸切りハサミ
基本的な縫い方
ここからはレザークラフトの
基本的な縫い方の平縫い方法を
紹介していきます。
平縫い手順
- 糸の長さを縫う距離の
約3倍にカットします。
2倍では糸が足りなくなる
可能性があるので
3倍の距離をとることで
心配なく縫うことができます。 - 糸の両端に針を付けます。
- 縫い始めの縫い穴に針を通します。
糸の中心を真ん中に来るように
してください。 - 右手と左手で交互に針を通し、
糸をしっかりと引き締めながら
縫い進めます。
平縫いのワンポイント
- 糸を強く引っ張りすぎると切れたり、
破損してしまうことがあります。
適度なちからで均一に引き締めることで
綺麗な縫い目(スティッチ)が
できます。
強かったり、弱かったりすると
デコボコになることがあります。 - 糸は縫う距離の3倍は必ず取るように
しましょう。
途中で足りなくなったりした場合に、
縫い直しなどが発生することが
あります。
平縫いの縫い終わり
最後の縫い穴まで縫うことができたら、
糸をそのままカットするのではなく
2~3目分戻して縫う(返し縫い)ことを
することで糸がほつれにくくなります。
糸の端は裏側に来る部分に出して、
ハサミなどでカットし
ライターなどで軽くあぶって
処理をしてください。
よくある失敗と対策
- 穴が曲がってしまう
菱目打ちを垂直に立てていないことが
原因かもしれません。
菱目打ちを垂直に立ててから
木槌やハンマーを使って
縫い穴を開けるようにしてください。 - 糸が絡まる
縫う前に糸全体を軽く引っ張ることで
絡まりにくくなります。 - 縫い目がバラバラ
糸を引き締めるちから加減が
ばらばらだと縫い目が
バラバラになってしまうこと
があります。
糸を引き締める場合は均一な
チカラ加減で引き締めるように
して下さい。
まとめ
今回は、レザークラフトの基本的な
縫い方の平縫いの方法と
ワンポイントを紹介しました。
大事なこととしては、
- 菱目打ちを垂直に立てて縫い穴を開ける
- 均一な強さで糸を引き締める
ことになります。
縫い穴が曲がっている時点で綺麗な
縫い目(スティッチ)を
作ることは出来ません。
菱目打ちの練習から始めましょう。
ぜひ参考にしてみてください。
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