レザークラフト楽しんでいますか?
糸の太さ選んでいますか?
レザークラフト作品を制作するときに
必ずと言っていいほど使うツールが
糸になります。
作品によっては糸を使わない
作品もありますが、
基本的には糸は使うと思います。
糸の太さは作品の仕上がり(見た目)や
強度に大きく影響します。
私自身もレザークラフトを
始めたばっかりの時には、
太さを意識していませんでした。
今回は糸の太さのメリットと
デメリットを紹介します。
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
糸の太さが作品に与える影響
ここからは私自身が考える糸の太さが
作品に与える影響を紹介します。
糸の太さは見た目の印象だけではなく、
縫い目の強度や縫う作業のしやすさにも
かかわってきます。
ぜひ参考にしてみてください。
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見た目の印象
糸の太さでレザークラフト作品の印象が
変わってきます。
- 太い糸
ステッチ(縫い目)が目立ち、
力強くカジュアルな印象になる - 細い糸
ステッチ(縫い目)が
作品と一体化して、
繊細で上品な仕上がりになる
縫いやすさ
糸の太さで縫いやすさが変わってきます。
- 太い糸
糸が太くなると、
少し縫いづらくなることがあります。
菱目打ちであけた穴が小さすぎると
糸が引っかかってしまって
縫いづらくなることがあります。 - 細い糸
菱目打ちであけた縫い穴に対して、
糸の太さが細いので
縫いやすくなります。
太い糸に比べると強度が劣ります。
強度
糸の太さによっても強度が変わってきます。
- 太い糸
耐久性があり、
負荷のかかる部分でも
十分に強度を保つことができます。 - 細い糸
伸縮性があり、
しなやかな仕上がりになる。
負担がかかるところやバックなどは
向かない可能性がある。
太い糸と細い糸のメリットとデメリット
太い糸と細い糸ではそれぞれメリットと
デメリットがあります。
太い糸のメリット
- ステッチ(縫い目)が目立ち、
デザイン性が高まる - 強度があり、
負荷のかかる部分にも適している - ワイルドな印象でアウトドアや
無骨なデザインにマッチする
太い糸のデメリット
- 糸が太いため、レザー(革)に
負担がかかることがある - 縫いづらいことが多く、
力が必要な時がある。
ペンチなどで針を引っ張ることも
あります。 - 小物や細かなデザインには不向き
細い糸のメリット
- 縫いやすく、
レザークラフトを始めたばかりの方で
も扱いやすい - スマートな作品や高級感のある作品に
向いている - レザー(革)への負担が少ない
細い糸のデメリット
- 太い糸に比べると強度が低く、
負担がかかる部分には不向きな
ことがある - ステッチ(縫い目)が目立たず、
糸としてのデザイン性が
低くなることある - ステッチ(縫い目)の
存在感を出したい作品には不向き
まとめ
今回は、太い糸と細い糸の作品に与える
印象とメリットとデメリットを
紹介しました。
作品のステッチ(縫い目)を
目立たせたい場合は太い糸を使い
スマートな作品の場合は
細い糸を使うと作品のバランス
が良くなります。
いろいろな太さの糸を試しながら
ご自身がしっくりくる糸の太さを
探してみてください。
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