レザークラフト楽しんでいますか?
鞣し(なめし)読めますか?
まずこの鞣し(なめし)という
漢字読めましたか?
私は最初読めませんでした。
レザークラフトを始めるまで
鞣し(なめし)という言葉すら知らず
初めてみたときはなんて読むのかな?って
迷いました。
レザークラフト作品を作る中で
とても重要な鞣し(なめし)について
今回は紹介したいと思います。
作品の出来上がりや品質に影響が
ある部分ですので
ぜひ参考にしてみてください。
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
鞣し(なめし)ってなに!?
鞣し(なめし)とは、動物の皮を加工して
丈夫で柔軟性のある革にする工程に
なります。
この鞣し(なめし)の工程をすることで
皮を腐りにくくし、レザークラフト作品を
作りやすい素材に変えていきます。
この鞣し(なめし)の工程をすることで
レザー(革)は長期間使うことができる
レザー(革)になります。
鞣し(なめし)の種類
鞣し(なめし)には
いくつか種類がありますが
今回は代表的な2種類を紹介します。
- 植物タンニン鞣し
- クロム鞣し
ここからは代表的な2種類の鞣しを
紹介していきます。
植物タンニン鞣し
ここからは植物タンニン鞣しの
特徴とメリットとデメリットを紹介します。
植物タンニン鞣しの特徴
植物タンニン鞣しは、植物から抽出した
タンニンを使ってレザー(革)を
鞣す方法です。
植物のタンニン鞣しは
古くから使われている技法で
環境に優しい鞣しで知られています。
また、植物タンニン鞣しは
バランスがよく独特な風合いの
レザー(革)になっています。
植物タンニン鞣し メリット
ここからは植物タンニン鞣しの
メリットを紹介します。
- エイジング
植物タンニン鞣しは使えば使うほど
エイジングが進むレザー(革)に
なります。
個性的なエイジングが楽しめます。 - 環境に優しい
植物タンニン鞣しは、
自然の素材を使っているため
環境に非常に優しくなっています。
植物タンニン鞣し デメリット
ここからは植物タンニン鞣しの
デメリットを紹介します。
- 硬さ
植物タンニン鞣しのレザー(革)は
他のレザー(革)と比べると
硬く仕上げられています。
柔軟性が必要な作品などには
適していません。 - コスト
植物タンニン鞣しは、鞣す工程に
多くの時間がかかります。
そのため、植物タンニン鞣しの価格は
他のレザー(革)に比べると
価格が高い傾向にあります。
クロム鞣し
ここからはクロム鞣しの
特徴とメリットとデメリットを紹介します。
クロムの特徴
クロム鞣しは、クロム塩を使って
レザー(革)を鞣す方法になります。
この方法は19世紀ごろに開発され
現在では最も広く使われている
鞣し方法になります。
クロム鞣しのレザー(革)は
柔らかく色のバリエーションが多いのが
特徴になります。
クロム鞣し メリット
ここからはクロム鞣しの
メリットを紹介します。
- 使いやすい
クロム鞣しのレザー(革)は
とても柔軟性が高いため
いろいろな作品に使われることが
多くあります。 - コスト
クロム鞣しは、鞣す時間が
植物タンニン鞣しに比べると
大幅に時間短縮できるため
レザー(革)の価格が安価になる傾向が
あります。
クロム鞣し デメリット
ここからはクロム鞣しの
デメリットを紹介します。
- 環境負荷
クロム塩を使ってレザー(革)を
鞣していくためしっかりと処理をしないと
環境問題になることがあります。 - エイジング
植物タンニン鞣しに比べると
エイジングの変化多少遅くなります。
エイジングはしますが
長い年月かかります。
まとめ
今回は鞣し(なめし)について
紹介しました。
鞣しには代表的に2種類(植物タンニン鞣しとクロム鞣し)あり
それぞれの特徴やメリットとデメリットが
あります。
作品作りの参考にしてみてください。
コメント