レザークラフト楽しんでいますか?
コバメンテナンスしていますか?
染色で下げたレザー(革)は
レザー(革)の質感や経年変化が
楽しめる作品になると思います。
しかし、長く作品を使うためには
メンテナスが欠かせません。
また、見た目も整えるためにも
メンテナンスは必須になっていります。
今回は、染色したレザー(革)で制作した
作品のメンテナンス方法を紹介します。
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
染色仕上げの特徴
染色仕上げをしたレザーは
コバの表面(裁断面)に色が定着し
顔料とは異なり、染料がレザー(革)に
浸透してコバ自体に色を付ける方法に
なります。
浸透することでナチュラルな色合いが得られ
レザー(革)本来の風合いが活かされます。
染料は、先ほども紹介しましたが
レザー(革)に浸透するため
色ムラが出やすくなっているので
染色する時には注意が必要になります。
使っているうちに色が薄くなったり
乾燥してしまうことがあるので
定期的なメンテナスが必要になってきます。
メンテナンスに必要な道具
染色したコバのメンテナンスに必要な
道具を紹介します。
詳しい使い方は次項で紹介します。
・染料
・紙やすり
・スリッカー・帆布
・色止め
メンテナス手順
ここからは実際に私自身がしている
染色したコバのメンテナンス手順を
紹介していきます。
手順① 染色したコバの状態確認
まずは、染色したコバの状態を確認します。
色が薄くなっている部分や
汚れやほこりがついていないか
ひび割れなどをしているところがないか
しっかりと確認を行います。
手順② コバを整える
紙やすりを使ってコバの表面を
整えていきます。
私はだいたい100番ぐらいの紙やすりから始まり最終的には400番の紙やすりを
使ってコバを整えていきます。
この工程をしっかりとすることで
染料が均一に浸透しやすくなります。
コバの表面が滑らかにするまで
行うようにしてください。
手順③ 染料を再塗布する
コバの表面を紙やすりで整えることが
できたら染料を使ってコバを再塗布します。
細い筆などを使って
コバ全体に均一に染料を
塗っていきます。
太い筆で塗ることもできますが
はみ出てしまい、銀面(表面)などに
染料がついてしまう場合があるので
細い筆がおすすめです。
また、一度に多くの染料を塗るのではなく
何回も塗るようにして染料を重ねて
いってください。
染料を再塗布した場合は
しっかりと乾燥させるようにしてください。
手順④ コバを磨く
しっかりと乾燥させることができたら
コバを磨いていきます。
コバを磨くときは強く押し当てて
磨くのではなく滑らすように
磨くようにしてください。
手順⑤ 色止めを塗る
コバを磨くことができたら
最後に色止めを塗ります。
色止めを塗った後は
しっかりと乾燥させるようにしてください。
乾燥した後に再度コバを磨くことで
綺麗なコバを作ることができます。
まとめ
今回は、染色したコバの
メンテナンス方法を紹介しました。
メンテナンスの時に必要な道具や
道具の使い方も紹介していますので
ぜひ参考にしてみてください。
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