レザークラフト楽しんでいますか?
やすり使っていますか?
前回は、紙やすりを使って
コバ(裁断面)を整えることの
メリットとデメリットを紹介しました。
紙やすりでコバ(裁断面)を
整えることで、
滑らかで綺麗なコバ(裁断面)を
作ることができ、
制作した作品の完成度もアップします。
しかし、滑らかで綺麗なコバ(裁断面)を
作るには多くの時間がかかってしまい、
自分自身が納得がいくまで
磨かなくてはなりません。
適切な紙やすりを選ぶことで、時間短縮になる可能性がありますので、
今回は、紙やすりを使ったコバ(裁断面)の整え方の手順を紹介します。
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
滑らかなコバを作るには!?
綺麗なコバ(裁断面)を作るには、
紙やすりが必要になります。
紙やすりは、ホームセンターなどで
簡単に購入することができるので、
まとめて小さい番号から大きな番号まで
購入することをオススメします。
ここからは、私自身が実際にしている
コバ(裁断面)の整え方を
紹介していきます。
あくまでも私自身のやり方なので
1つの参考としてみてください。
ポイント① 粒度を変えていく
やすり掛けの基本的な考えは、
粗目の紙やすりから初めて
徐々に細かな粒度に変えていきます。
私自身がしている紙やすりの流れは
以下の通りです。
ここでは、裁断時にしっかりと
まっすぐ切れている前提で
紹介していきます。
- 粗削り
240番ぐらいの紙やすりから
始めます。
紙やすりで綺麗に整えて、
コバ仕上げ剤を使って
磨いていきます。
この工程を2回程度行います。 - 中仕上げ
400番から600番の紙やすりで
仕上げていきます。
紙やすりで整えた後にコバ仕上げ剤を
使って磨いていきます。
状況とレザー(革)の
質にもよりますが、
2~4回ぐらい行います。 - 仕上げ
800番から1000番の紙やすりで
仕上げていきます。
紙やすりで整えた後にコバ仕上げ剤を
使って磨いていきます。
状況はレザー(革)の
質にもよりますが、
2~4回ぐらい行います。
ポイント② 一方向
紙やすりを使ってコバ(裁断面)を
整えていくときは、
一方向にやすり掛けをしていきます。
粗削りの時には、
一方向でなくても大丈夫ですが、
中仕上げ・仕上げの時のやすり掛けは
一方向にやすり掛けを
するようにしましょう。
方向関係なしに磨いてしまうと、
繊維が立ってしまって
綺麗に仕上げることができません。
ポイント③ 力(ちから)加減
綺麗に使用と思い、力(ちから)を
こめすぎてしまうと、
銀面(表面)などに
傷をつけてしまうことがあります。
そのため、紙やすりでコバ(裁断面)を
整えるときには、
削るということよりも
滑らすイメージでやすり掛けをすることで
銀面(表面)を傷つけることを
防止することができます。
まとめ
今回は、紙やすりを使って
コバ(裁断面)を仕上げる際の
ポイントを紹介しました。
粒度の変更や一方向へのやすり掛け、
そして力(ちから)の入れ具合など
様々なポイントがあります。
1つでも気を付けることで、
出来栄えが変わりますので、
ぜひ参考にしてみてください。
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