レザークラフト楽しんでいますか?
コバメンテナンスしていますか?
顔料で仕上げたレザー(革)はとても
鮮やかできれいだと思います。
しかし長く使っているとひび割れをしたり
色がはがれたりすることがあります。
特にコバ(裁断面)などは、摩擦により
色がはがれたりすることが多くあります。
今回は、顔料で仕上げたコバ(裁断面)の
メンテナンス方法を紹介します。
コバ(裁断面)をメンテナンスすることで
作品全体が綺麗に見えることがあるので
しっかりとコバ(裁断面)をメンテンナンスしてください。
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
メンテナンスが必要な理由
レザー製品は、使用頻度や保管方法によって
コバ(裁断面)が痛んだり、
傷ついたりしてしまうことがあります。
特に顔料で仕上げたコバ(裁断面)は
摩擦などを多く受ける部分になることが
多いです。
代表的なトラブルは
- 顔料がはがれてしまう
- コバが乾燥してしまい、ひび割れをする
- 汚れや色あせが目立つ
などが代表的なトラブルになります。
定期的にメンテナンスをすることで
トラブルを防いだりすることができるため
メンテナンスは必要になります。
メンテナンスに必要な道具
顔料仕上げをしたコバの
メンテナンスに必要な道具を紹介します。
道具① 顔料
顔料を塗ったコバ(裁断面)をメンテナンスするときに
必須になってきます。
塗りをして使っていきます。
道具② コバ磨き用道具
コバ(裁断面)磨きの同が必要になります。
追加で購入するのではなく、現在使っていう
コバ磨き道具で大丈夫です。
道具③ 細目の筆
コバ(裁断面)に顔料を塗るときに
必要な道具です。
はがれたコバやひび割れたコバを
部分的に修復します。
道具④ サンドペーパー
コバ(裁断面)の状態によっては
サンドペーパーを使って
コバ(裁断面)を整えていきます。
コバ(裁断面)がぼこぼこだと
綺麗に顔料を塗ることができません。
道具⑤ 柔らかい布・ブラシ
柔らかい布や柔らかいブラシを使って
顔料についた汚れやゴミなどを
取ります。
ゴミがついた状態で顔料を塗ってしまうと
デコボコになる可能性があります。
メンテナス手順
ここからは実際に顔料で
仕上げたコバ(裁断面)の
メンテナンス手順を紹介します。
この手順は私自身が実際に行っている
手順になっています。
手順① コバの状態を確認する
まず最初に、コバ(裁断面)の状態を
確認します。
顔料がはがれたり、乾燥してひび割れした
ところがないか細かくチェックして
ください。
また、同時に汚れがないかも
チャックするようにしてください。
手順② コバの清掃
コバ(裁断面)を確認したら
必ず清掃をしてください。
目には見えない小さいゴミがついていたり
汚れがついている場合があります。
柔らかい布や柔らかいブラシで
軽くふきとるようなイメージで
清掃してください。
このときに力(ちから)を込めて
拭いてしまうと、顔料がはがれる
可能性があります。
手順③ 顔料の再塗装
綺麗に清掃することができたら
顔料を再度塗っていきます。
この時に細目の筆を使いながら
均一になるように塗るようにしましょう。
また、薄く塗ることを心がけてください。
暑く塗ってしまうと段差ができたり、
表面がデコボコします。
塗り終わったら、
しっかりと乾燥させてください。
乾燥する前に次の手順には
進まないでください。
手順④ コバを磨く
しっかりと乾燥することができたら
コバ磨き道具を使って
コバを磨いていきます。
コバを磨く時には
力(ちから)強く磨くのではなく
優しく磨くようにしてください。
しっかりと磨くことができたら
再度コバ(裁断面)を確認し
剥がれやひび割れがないか
確認してください。
まとめ
今回は、顔料を使って
仕上げたコバ(裁断面)の
メンテナンス方法を紹介しました。
顔料はとても鮮やかな色を出せる反面
傷やひび割れなどが目立ちやすくなります。
そのため、メンテナンスをすることで
綺麗に長く使うことができるように
なります。
ぜひ参考にしてみてください。
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