レザークラフト楽しんでいますか?
捻引きしていますか?
前回は捻引きをすることのメリットと
デメリットを紹介しました。
メリットは
- 見た目の美しさ
- 縫い目の強調
- コバ処理の目安
- 作品の耐久性
- 高級感
などのメリットがあります。
デメリットは
- ミスをすると目立つ
- 捻引きのメンテナンスが必要
- 時間がかかる
などのデメリットがあります。
しかし、捻引きをすることの
メリットでも紹介した通り、
同じ型紙でも捻引きがあるのと
ないのでは見た目や高級感が変わります。
私自身は捻引きに時間はかかりますが、
捻引きがあったほうが高級感が出るため
私が制作する作品はすべて
捻引きをしています。
今回は、実際に捻引きをするときに
必要な道具の紹介と
私自身がしている捻引きの
手順を紹介します。
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
捻引きに必要な道具
私自身が考える捻引きに必要な
道具を紹介します。
・捻引き
・ゴム板
・カッターマット
・アルコールランプ
・スポンジ
捻引きに必要な道具になします。
使い方は次の捻引きの手順で紹介します。
捻引きの手順
ここからは私自身が実際にしている
捻引きの手順を紹介します。
今回紹介する手順以外にも
さまざまな手順があります。
1つの手順として参考にしてください。
捻引き手順① 準備
実際に捻引きをする前に
捻引きをするための準備をします。
準備に使う道具は、カッターマット、
ゴム板を設置します。
カッターマットの上にゴム板を
乗せるようにしてください。
カッターマットだけでも
捻引きすることはできますが、
私自身はゴム板があったほうが
安定して綺麗に捻引きが
できるためゴム板を使っています。
捻引き手順② 位置の確認
ゴム板の上にレザー(革)を乗せて、
捻引きする位置を確認します。
捻引きを使って、
レザー(革)に軽く押し当てる
状態にして捻引きします。
捻引きをここでは
強く押し当てないようにしてください。
うっすら捻引きの線が
見えるように引くようにしてください。
捻引き手順③ 湿らせる
スポンジを使って、
捻引きする部分に少し水を加えます。
スポンジに水を含ませすぎると
レザー(革)がべちょべちょに
なってしまうので
水を含ませて強く絞ってから、
捻引きする部分に
軽くたたきながら湿らせて行きます。
捻引き手順④ 捻引き
捻引きする部分を湿らせたら、
捻引きをしていきます。
捻引きをアルコールランプで
少し加熱してから
捻引きすると綺麗に線が入ります。
加熱しすぎるとレザー(革)が
焼けてしまうことがあるので
端切れを使って
練習してから捻引きをするように
してください。
まとめ
今回は捻引きの手順を紹介しました。
私自身は捻引きをする部分を
少し湿らせてから捻を入れることで
綺麗に入るような感じがします。
捻引きを熱しすぎるとレザー(革)が
焦げてしまう可能性がありますので
気を付けるようにしてください。
捻引きを使ってワンランク上の作品を
制作しましょう。
ぜひ参考にしてみてください。
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