レザークラフト楽しんでいますか?
顔料使っていますか?
染料使っていますか?
レザークラフト作品を制作するときに
必ず(絶対)使うものがあります。
それはレザー(革)です。
レザー(革)がなければ作品を
制作することができません。
最初は、自分自身の好きな色の
レザー(革)を購入して
作品を制作していくと思います。
作品を何個か制作するうちに
オリジナル作品を制作できないか
考えます。
私自身がオリジナル作品を作りたくて
いろいろ試行錯誤しました。
しかし、オリジナルの型紙から
制作するのはとても大変です。
今持っている型紙を使って
オリジナル作品を制作するためには、
レザー(革)の色を変えることです。
変えるといっても市販で販売されている
レザー(革)ではなく、
自分自身で色を付けていくということで
オリジナル作品を制作することが
できるようになります。
そんなオリジナル作品を制作したい方に
簡単にできるオリジナルの色を
レザー(革)につけていく
方法の違いを今回は紹介します。
今回紹介する以外にも様々な色付け方法
などがあります。
1つの考えとして参考にしてください。
顔料とは!?
顔料は、レザー(革)の表面に膜をはり、
色を付ける方法になります。
顔料の特徴
- レザー(革)表面に色が乗る
顔料は、レザー(革)内部に
浸透せず、表面に膜を貼ります。 - 均一な仕上がり
むらなく均一な色を着色することが
できます。 - 発色
顔料は鮮やかな色が多く、
光沢のある仕上がりになります。 - 耐水性・耐久性が高い
顔料は、レザー(革)表面に膜を
作るため水や汚れに強く、
色落ちしにくくなっています。
顔料のメリットとデメリット
ここからは私自身が考える顔料の
メリットとデメリットを紹介します。
メリット
- 色が均一に塗りやすく、
きれいな表面を作ることができる - 傷や汚れが付きにくい
- 耐水性がある
デメリット
- レザー(革)の風合いが失われやすい
- ひび割れや剥がれが発生する
可能性がある - 経年変化(エイジング)が少ない
顔料の使い方
ここからは、簡単に顔料の使い方を
簡単に説明します。
- レザー(革)表面を綺麗にする
- 顔料を均一に塗る
- 乾燥させる
- トップコートを塗ることで表面を保護
染料とは!?
染料は、レザー(革)の繊維内部に
色を浸透させる方法です。
染料の特徴
- レザー(革)内部に浸透
染料は、表面だけではなく
レザー(革)の内部まで染まります。 - 風合いが残る
レザー(革)の内部に浸透するため、
質感や表面の模様などを
活かすことができる。 - 経年変化(エイジング)
時間がたつにつれて
深みのある色に変化します。 - 耐水性が低い
水にぬれてしまうと
色落ちする可能性がある。
染料のメリットとデメリット
ここからは私自身が考える染料の
メリットとデメリットを紹介します。
メリット
- レザー(革)本来の風合いを
生かすことができる。 - 経年変化(エイジング)が楽しめる。
- ムラ染めやグラデーションが
染色次第ではできる。
デメリット
- 水や摩擦による色落ちする
可能性がある。 - 均一に染色することが難しい
- 仕上げに保護剤が必要になる。
染料の使い方
ここからは、簡単に顔料の使い方を
簡単に説明します。
- レザー(革)表面のごみなどを取る
- 染料をスポンジなどにつけ、
レザー(革)に塗っていく
最初から濃い色ではなく、
水で薄めてから薄く塗るように
してください。 - 乾燥後、必要に応じて重ね塗りをする
- 完全乾燥後、
仕上げ剤(フィニッシャー)を塗る
まとめ
今回は、顔料と染料の違いを
紹介しました。
顔料は、レザー(革)表面に膜をはり、
耐水性や光沢のある色を
作ることができます。
染料は、レザー(革)内部にまで
浸透するため、
経年変化(エイジング)が
楽しめレザー(革)の風合いを
生かせるようになっています。
顔料も染料もそれぞれメリットと
デメリットがあります。
ぜひ参考にしてみてください。
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