レザークラフト楽しんでいますか?
レザークラフトの作品を制作するときに
裏地を付けたほうがいいのか、
それとも裏地なしでしたほうが
いいのかと迷うことがあると思います。
今回はそのような悩みの裏地を
付けることのメリットとデメリットを
紹介していきますので
ぜひ参考にしてみてください。
私自身は裏地がある作品のほうが
好きです。
あくまでも私個人の意見になって
おりますので1つも考えとして参考に
してください。
裏地とは?
レザー(革)は銀面(表面)と
床面(裏面)になっており
銀面はきれいなのでそのまま使うことができますが床面(裏面)は
処理をしなくてはなりません。
内装がレザー(革)の床面(裏側)でも
レザー(革)の本来の味が出て
いいのですが裏地を付けることで
全体的なイメージが変わってきます。
レザー(革)同士を張り合わせして
両面銀面にしたり
ピッグレザーなどを貼って
使いやすい裏地にしたりと
いろいろな方法があります。
私自身はピッグレザーを使うことが
多いです。
ピッグレザー
裏地の役割
裏地の役割としては様々ありますが
私が考える裏地の役割をご紹介します。
補強
裏地はレザー(革)の耐久性を
向上させ、製品を長期的に使うことが
できます。
バックや財布など頻繁に使うものに
裏地を受けることで補強になります。
綺麗な内装
裏地をすることで内部を綺麗に
作ることができます。
また、外側の縫い目などを裏地を
つけることで隠すことができます。
機能性
裏地を使うことで様々な
機能を持たせることができます。
例えば、バックであれば裏地に
ポケットをつけることができ、
銀面側にも縫い目などなく
きれいに仕上げることができます。
裏地のメリットとデメリット
ここからは裏地のメリットと
デメリットを紹介します。
私自身が考えるメリットと
デメリットになっていますので
1つの考えとして参考にしてください。
メリット① 耐久性の向上
裏地の役割としても紹介しましたが
裏地を付けることで作品の耐久性が
向上することが見込まれます。
日常的に物の出し入れが多いバックや
買い物をしたときに使う財布など
耐久性が必要な作品などには裏地が
あったほうが長く使うことが
できるようになります。
メリット② 内装がきれい
裏地をすることで内装を綺麗に
仕上げることができます。
レザー(革)の床面(裏側)を
そのまま使ってもいいのですが裏地が
あることで一層作品がきれいに
仕上がります。
見方によっては高級感がある作品に
なることもあります。
メリット③ 機能性
裏地をはることで
裏地に機能性を持たせることが
できます。
例えばバックの内装にポケットを
付けたりペンをさすところを付けたりと
裏地を貼ることで機能性が上がることがあります。
デメリット① 厚み
レザー(革)同士を張り合わせて
どちらも銀面(革の表面)で作品を
作るととてもきれいに仕上げることが
できますがその分厚みが
出てしまいます。
例えば同じ革を張り合わせて
使うとした場合に
1枚の革出れば1mmですが
2枚はりあわせることで2mmになるのでその分作品に厚みが出てきます。
逆に言えば厚みがあるので耐久性が
あるとも言えます。
デメリット② コスト
例えば1ds(10センチ×10センチ)を使って作品を作るとしたときに
そのまま使えば1dsでいいのですが
裏地を貼ることで2ds
(20センチ×20センチ)の
レザー(革)が必要になりますので
同じ作品を作るのでも裏地があるのと
裏地がないのではコストが
変わってきます。
まとめ
今回は裏地を付けることのメリットや
デメリットを紹介しました。
私自身は裏地ありのほうが好みで
私が制作する作品は裏地ありの作品が
多くなっています。
ぜひ裏地ありを試してみてはいかがですか。
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