今回の内容
今回は、前回外枠を作成した型紙に
菱目打ちであける縫い穴の位置と
ディバインダーで線をひくための複線を書いていきます。
トートバックコンセプト
今回作成するトートバックは
ペットペットボトル1本と財布と
スマートフォン1台が入る大きさの
トートバックを作成します。
そのため、底になる部分の大きさを決めてからその他の長さを計算しています。
トートバック図面
今回の手順は、
- 複線の作成
ディバインダーで線を引く線を作成します。 - 分割の設定
菱目打ちで縫い穴をあける位置をかいていきます。 - 複写
複写を使うことで同じ形がすぐに作れるようになります。
トートバック図面の作成②
左側にある”複線”をクリックします。
上にある”複線間隔”を”3”にします。
ここの3mmはディバインダーで
線を引く線の幅になります。
コバからの距離のことです。
僕自身の作品はディバインダーの幅は3mmで作成しています。
複線を書きたい直線を右クリックします。
反対側の端っこも右クリックします。
1回目と2回目に右クリックした直線の
真ん中らへんを、左クリックします。
幅が3mmの複線が表示されます。
基準線に対して上と下に表示されます。
紫色が基準線で赤色が複線になります。
複線の赤線を内側にして
左クリックを1回押すと確定になります。
確定すると白線になります。
同じ手順で複線を書いていくと
下の画像のような形になります。
次に左側にある”分割”をクリックします。
上にある”等距離分割”にチェックを入れます。
”距離”に3を入力します。
ここでの3mmは菱目打ちの
間隔になっています。
使っている菱目打ちが2mmであれば2と記入してください。
分割したい線の端っこを
右クリックを1回づつクリックします。
赤丸部分になります。
上の赤丸部分をクリックすることが出来たら
真ん中らへんを左クリックを1回押します。
左クリックを押すと
菱目打ちで縫い穴をあける位置が表示されます。
同じ手順で先ほど引いた複線に
菱目打ちの縫い穴の位置を書いていきます。
ここまでで半分の型紙を
作成することが出来ました。
同じ手順をしてもいいのですが、
直線の寸法を間違えたり、
分割の幅を間違えてしまうと
せっかくの型紙が
台無しになってしまします。
その為、同じ形であればコピーすることが
出来ます。
コピーのことを”複写”と言います。
ここからは複写の手順を紹介します。
左側の”複写”をクリックします。
複写をクリックして、
黒い部分にマウスを移動すると
十字が表示されるようになります。
全体を覆うようにかっこいます。
赤線が先ほどの十字の線になります。
左クリックを1回押します。
左クリックを押すと
指定した部分が紫色になります。
紫色になったら、上の”基準点変更”をクリックします。
基準点になる部分を右クリックします。
今回は、下の画像部分になっています。
右クリックすると
赤線が表示されます。
赤線がコピーされた図面になります。
コピーすることが出来たら、
このままでは同じ方向に形に
なってしまうので
反転させる必要があります。
反転させるためには、上の部分の”回転”を180にします。
回転を180にすると先ほどコピーした画像が
180回転します。
赤線が回転した図面になります。
端っこと端っこを合わせるようにして、
右クリックを1回押します。
合わせることが出来て右クリックを押すと
下の画像のようになります。
左クリックを一回クリックをして
確定させます。
確定すると白線になります。
ここまでで図面の作成が完了です。
今回完成した図面は下の画像の寸法になっています。
まとめ
今回は、複線と分割そして複写を使って
型紙を完成させました。
一回作成することが出来ればいろいろな
型紙を作成することが出来ます。
寸法を変えて使いやすいおおきさにしてください。
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