レザークラフト楽しんでいますか?
エイジング(経年変化)進んでいますか?
レザー製品といえば
”エイジング(経年変化)”です。
見た目のかっこよさもレザー製品を
持つこともありますが
エイジング(経年変化)を楽しむことで
もっとレザー製品が好きになります。
しかし、レザークラフトを
始めたばかりのとき私は
- このレザーはどのように
エイジングされるのか? - このレザーはエイジングされる
レザーなのか? - そもそもエイジング(経年変化)って
何だろう?
など数多くの疑問がありました。
エイジング(経年変化)を楽しみたいのに
エイジングされないレザー(革)では
ずっとエイジングされることはありません。
レザー(革)には
”エイジングを楽しむレザー”と”
ほとんどエイジングされないレザー”があり、
その特徴を知ることで作品の完成度や
満足度が変わってきます。
今回は、レザー(革)の種類により違いと、
エイジングを楽しむための
メンテナンス方法を紹介します。
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
そもそもエイジング(経年変化)とは?
エイジング(経年変化)とは、
レザー(革)を使い続けることで
色や質感が変化し、
独自の風合いが生まれることを言います。
例えば、明るいベージュのヌメ革を
使い続けることによって
飴色(あめいろ)になったり、
オイルレザーのツヤがまして
光沢を帯びたりする現象です。
レザー(革)の持つ自然な個性であり、
プラスチックや合皮では
味わうことができない
魅力のひとつになります。
自分自身が使った時間や
生活環境がレザー(革)に刻まれるため
唯一無二のレザー作品になります。
エイジングを楽しめるレザーの種類
どんなレザー(革)がエイジングを
楽しめるのでしょうか?
ここからは具体的にレザー(革)を
紹介していきます。
エイジング① ヌメ革
- 特徴
植物タンニンでなめされたレザー(革)
銀面(表面)加工が少なく、
素朴で自然な表情を持つ - エイジング
使えば使い込むほど色が濃くなり、
ツヤが出ます。
日光や手の油分などによって
エイジングの速度が変わります。 - 魅力
自分だけのエイジングが楽しめる。
育てるレザー(革)の代表格です。
日常的に使う、
キーケースや財布などに
オススメのレザーです。
エイジング② オイルレザー
- 特徴
レザー(革)にたっぷりと
オイルを染み込ませているため、
しっとりとした手触り - エイジング
使い込むとオイルが
銀面(表面)ににじみ出し、
深みのある光沢が増す。 - 魅力
小さな傷などであれば
指で軽くこすることで
目立ちにくくなります。
ワイルドの雰囲気や大人っぽい作品に
おすすめです。
エイジング③ サドルレザー
- 特徴
馬具などに使われる丈夫なレザー(革) - エイジング
時間と共にツヤと重量感が増します。 - 魅力
長く使うことで、
圧倒的な存在感になります。
ベルトや大き目のバックなど
長く使いたい作品におすすめです。
エイジング④ ブライドルレザー
- 特徴
蜜蝋や油分を染み込ませ、
銀面(表面)に
”ブルーム”と呼ばれる白い粉状の
ロウが浮き出たレザー(革) - エイジング
ブルームが落ち、
深いツヤと色味が現れます。 - 魅力
英国紳士が使っていることが多い
高級感と重量感があるレザー(革)
高級財布やキーケースなどにおすすめ
まとめ
今回はレザー(革)作品の
エイジングができるレザー(革)を
紹介しました。
エイジングできるレザーとしては
- ヌメ革
- オイルレザー
- サドルレザー
- ブライドルレザー
が代表的なレザー(革)になります。
次回は、エイジングされないレザー(革)と
エイジングを楽しむための
メンテナンス方法を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。


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