レザー楽しんでいますか?
レザー濡らしていますか?
レザー濡らしてないですか?
レザーを濡らすという工程について、
加工の基本と応用を
レザークラフトを始めたばかりの方でも
わかりやすく紹介していきます。
レザークラフトを始めたときに思うことは
- レザー(革)は水に弱いから
濡らしたらダメ - レザー(革)を濡らしてする
加工ってあるの? - レザー(革)は水に濡らしていいの?
という疑問です。
実は、レザー(革)を濡らすことは、
レザークラフト作品を作るのに
とても重要なテクニックの一つです。
レザー(革)の種類や厚さや
目的によって、濡らすべきか・
それとも濡らさないべきか
が変わってきます。
いろいろ試してみてください。
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
レザー(革)を濡らすとどうなる!?
レザー(革)は繊維の集合体で出来ており、
水を吸収すると繊維が柔らかくなり
形を変えやすくなります。
塗れた後に乾燥すると、
その形を保ったまま硬化するという
特徴があります。
つまり、
「濡らす→形を作る→乾燥する」
という流れで、
レザー(革)を立体的に加工したり、
形を固定することができるわけです。
この性質を利用することで
- 立体的な小物入れ
- ベルトのカーブの加工
- 型押し模様(カービング)
- レザー(革)の張り合わせの強度アップ
といった技法が可能になります。
濡らして行う加工の基本
ここからは、私が考える濡らして行う
加工の基本を紹介します。
型押し・刻印(スタンピング)
カービングや刻印を
レザー(革)に入れるときは、
必ず「濡らす」工程が必要です。
乾いたレザー(革)に打刻しても、
綺麗に打刻できず
跡が浅くなり、模様がぼけてしまいます。
- 水の表面を均一に湿らせる
- レザー(革)の色が少し濃く変化した
状態がベスト - 打刻後、乾燥すると模様が
くっきりと跡が残る
この原理を知っておくと綺麗に
刻印をすることができます。
形をつくる
例えば、立体的なコインケースや
カーブしたベルトや
ペン置きを作る場合
レザー(革)を濡らして柔らかくすることが
必要になります。
- レザー(革)を軽く濡らす
- 型や木型に押し当てて形を作る
- そのまま乾燥させることで形が
固定される
これは「ウェットフォーミング」と
呼ばれる技法で
箱型の小物入れやスマートフォンケースなど
よく使われる技法になっています。
まとめ
今回は、レザー(革)を濡らすことで
出来る加工方法を紹介しました。
レザー(革)を濡らすことで出来ることは
- 立体的な小物入れ
- ベルトカーブの加工
- 型押し模様
があります。
また、レザー(革)を濡らすことで打刻することで模様が綺麗に入るようになります。
ぜひ参考にしてみてください。


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