レザークラフト楽しんでいますか?
蜜蠟塗っていますか?
レザークラフトで作品を制作するときに
必ずと言っていいほどある縫うという
工程です。
縫うときに糸はレザークラフト用の針を
使って縫っていくと思いますが
縫う前に1つ工程があります。
それは、蜜蝋(ミツロウ)を
糸に塗ることです。
正直蜜蝋を塗らなくても作品を
制作することはできます。
しかし、蜜蝋を塗ることでのメリットは
多くあります。
私自身は糸に必ず蜜蝋を塗ってから
作品を制作しています。
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
蜜蝋とは
蜜蝋とは、ミツバチたちが巣を作るために
集めた花などの蜜をミツバチの体内で
合成して作られます。
ミツバチの体内で合成しているときには
液体ですが、体外に排出されると
固まる性質を持っています。
蜜蝋を使うメリット
糸に蜜蝋を塗るメリットと
レザーに蜜蝋を塗るメリットを紹介します。
- コーティング作用
- 乾燥防止
- カビ予防
- ひび割れ予防
など様々なメリットがあります。
蜜蝋を使うときのポイント
ここからは実際に私自身が
蜜蝋を使うときのポイントを
紹介していきます。
ポイント① 温度
蜜蝋を糸などにつけるときは
蜜蝋の温度を気を付けるように
してください。
なぜ温度を気を付けないといけないのかと
いうとまず、寒い時などは
蜜蝋はとても硬くなっており
その状態で糸に塗ってもきれいに
塗ることもできないですし
まばらになってしまいます。
私自身は、アルコールランプで少し
蜜蝋をあぶってから糸に蜜蝋を塗るように
しています。
あぶりすぎには注意してください。
あぶることで蜜蝋の温度が上がり
糸に蜜蝋が塗りやすくなります。
最初私自身はあぶりすぎて軽くやけどを
したことがあります。
皆さんは気を付けるようにしてください。
ポイント② 均一に塗る
蜜蝋は均一に塗ることが重要に
なってきます。
これは、糸もレザー(革)も同じです。
一部にだけ蜜蝋を塗ってしまって
縫っていくとバランスがとても
悪くなりますし最初紹介した通り、
耐久性や防水性などの
コーティングが全体的にできなくなって
しまいます。
塗りすぎても縫うのがとても
難しくなりますので何度も練習をし
適度に均一に塗れるようにしましょう。
ポイント③ 保管
蜜蝋はとても寒い中で保管していると
とても硬くなります。
1年中寒い中で保管していることはないと思います。
部屋の中で保管をしていると
春夏秋冬あるので、春から夏は
部屋の中でもかなり暑くなると思います。
その暑さのせいで稀に蜜蝋が少し溶けてしまうことがあります。
しっかりと蜜蝋だけを保管していけば
問題はないのですが
他の道具とかと保管している場合や
出しっぱなしにしているとゴミやほこりが
つくことがあり
蜜蝋にくっついてしまいます。
保管をする時にはできるだけ蜜蝋単体で
保管するようにしてください。
まとめ
今回は、蜜蝋について紹介しました。
私自身レザークラフトを始めるまでは
蜜蝋を知りませんでした。
蜜蝋にはとてもメリットの多くツールであり
作品を長く使うための重要な工程に
なります。
ぜひ試してみてください。
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