レザークラフトでは、革を貼り合わせする
ことが多くあります。
例えば、財布のカード入れ部分だったり、
バックの張り合わせ部分だったりと
多くの場面で革同士の張り合わせが
必要になりこの張り合わせが綺麗に
できることで作品の印象が変わってくる、
とても重要な工程になっています。
この記事では、革を貼り合わせするときの
注意点を解説していきます。
革の貼り合わせ 注意点
ここからは実際に作品を作っていく中で
貼り合わせをするときの注意点を
説明していきます。
私自身が革を貼り合わせするときの
注意点になっています。
張り合わせの注意点① 貼り合わせをする革の選定
革を貼り合わせするときは、
まず革の厚さを考えます。
例えば
- 厚い革同士を貼り合わせるのか
- 厚い革と薄い革を貼り合わせするのか
- 薄い革同士を貼り合わせ
革の厚さが決まったら次は革の硬さです。
例えば
- 硬い革同士張り合わせ
- 硬い革と柔らかい革の貼り合わせ
- 柔らかい革同士の張り合わせ
張り合わせをする革の硬さが決まったら
革のどの部分でパーツを裁断するのが
いいかになってきます。
例えば
- ここは傷が多いから避ける
- 表と裏の革の色合いはどうか
- 傷を生かした作品にしたほうがいいのか
など張り合わせしたあと(実際の作品)の
仕上がりを注意しなければなりません。
私自身は裁断するときに少し大きめに
裁断をして貼り合わせした後に、
正確な寸法で裁断することが多いです。
これをするとコバ(裁断面)が綺麗に整えることが出来ます。
張り合わせの注意点② 接着剤の選定
革と革を貼り合わせするときは
接着剤やボンドを使います。
ボンドや接着剤には多くの種類があるので
革に適したボンドや接着剤を
使うようにします。
ボンドや接着剤の種類としては
・白ボンド
・ゴム系のボンド
などがあります。
白ボンドとボム系のボンドでは使い方が
ちがうので気を付けましょう。
張り合わせの注意点③ 白ボンド・接着剤の塗り方
これは革にボンドを塗るときの注意点として
まず大事なのがボンドもしくは接着剤は
均等に塗ることです。
均等に塗らないとせっかく
正確に裁断することが出来た
革でもゆがんだり、
サイズが少し変わってしまうことが
あります。
均一でボンドや接着剤を塗ることで
ずれたり、寸法が変わってしまうことが
なくなります。
できるだけ均一にすることを気を
付けましょう。
張り合わせの注意点④ 貼り合わせをする位置
正確に革を裁断する事が出来て
ボンドや接着剤も大体均等にすることが
出来来て貼り合わせをするときに
貼り合わせする位置を
間違えてしまうとなんの意味がありません。
小さい作品であれば、再度裁断すれば
いいですが、大きな作品であると
再度裁断することが出来ません。
革を買ったりしないといけなく場合も
あります。
張り合わせの注意点⑤ しっかりと張り合わせをする
張り合わせしたあとは
しっかりと圧着してください。
圧着することで、
革同士がしっかりとくっつくことが出来て
菱目打ちで縫い穴をあけるときなどに
ずれることを防止してくれます。
また、作った作品を長く使うことが
出来ます。
コバが剥がれたり、
割れたりすることを防ぎます。
まとめ
今回は、レザークラフトの作品を作るときの
貼り合わせ時の注意点を説明しました。
綺麗に作品を制作するためには
とても重要な工程になっています。
1つ1つ丁寧に制作をしていきましょう。
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