レザークラフト楽しんでいますか?
縫い穴開けていますか?
レザークラフトを始めると、
裁断・縫い・仕上げといった
工程の中で必ず出てくるのが
穴あけ作業です。
特に手縫いをする際には、
菱目打ちや丸ギリなどを使って
縫い穴をあけていきます。
しかし、この穴あけ作業は意外と奥深く、
レザークラフトを始めたばかりの方は
つまずきやすいポイントでもあります。
私自身も最初のころ
- まっすぐ打ったはずなのに曲がっている
- 穴の大きさがバラバラ
- 力加減が難しい
- 縫い穴が曲がっている
といった失敗を数多くしてきました。
レザークラフトを始めたばかりの方が
やりがちな失敗例とその原因などを
紹介していきます。
縫い穴を綺麗に開けることで仕上がりの
美しさや縫いやすさが変わってきます。
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
よくある穴あけの失敗例
ここからは私自身が穴あけの時の
失敗例を紹介します。
参考にして頂き、
皆さんは同じ失敗を
しないようにしてください。
失敗例① 穴のラインが曲がってしまう
手縫いの基本は、
縫い穴が一直線に並んでいることです。
綺麗に並んでいることで、
スティッチが綺麗になります。
穴が少しずつずれて斜めになったり、
曲線(カーブ部分)部分で
ガタガタになったりすることがあります。
また、銀面(表面)は綺麗に
まっすぐにあけられても
床面(裏側)を見てみると
曲がっていることが多くあり、
私自身も何度も経験しました。
原因①
- そもそものガイドラインが曲がっている
コバの処理をしっかりとすることで
まっすぐガイドラインが
引けるようになります。 - 菱目打ちの刃が正しく
垂直にあてられていない - 菱目打ちを打込む力が
バラバラになってしまって
曲がってしまう
失敗例② 縫い穴の大きさがバラバラ
縫い穴のサイズが均一でないと、
縫い糸が綺麗に揃わず、作品の完成度が
さがってしまいます。
原因②
- 打込む力(ちから)加減が
毎回バラバラになってしまい
サイズが変わってしまう - 菱目打ちや工具の刃が歪んでいると
バラバラになってしまう - レザー(革)の厚みや種類に
合わない道具を使っている
失敗例③ 穴が深すぎる又は浅すぎる
縫い穴を深く開けすぎるとレザー(革)が
裂けやすくなったり
裂けてしまうことがあります。
また、逆に縫い穴が浅すぎると
糸が通りにくくなってしまい、
作業効率が悪くなります。
原因③
- 菱目打ちを力任せに打ち込みすぎない
- 下敷き(ゴム板など)をひいていない
- レザー(革)の厚さに応じて
力(ちから)加減を調整していない
失敗例④ 曲線(カーブ)や角がうまくいかない
まっすぐなラインはある程度
縫い穴をあけることができても
曲線(カーブ)や角の部分では
失敗が目立ちやすくなります。
原因④
- 無理に菱目打ちを使って
打込みすぎている - 縫い穴の間隔を調整せずに
直線と同じように間隔で
縫い穴を開けている
まとめ
今回は、私自身が数多く失敗してきた
菱目打ちを使った縫い穴の
失敗例を紹介しました。
- 縫い穴のラインが曲がってしまう
- 縫い穴の大きさがバラバラ
- 縫い穴が深すぎる又は浅すぎる
- 縫い穴の曲線(カーブ)や
角がうまくいかない
これ以外にもたくさん失敗してきました。
次回は縫い穴の修正方法を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。


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