今回は、はぎれを使ってレザートレイを
作っていきます。
レザークラフトをしていると
多くのはぎれがでると思います。
はぎれを活用して作品の型紙を
作っていきたいと思います。
レザートレイ型紙内容
今回のレザートレイの型紙は
全部で3部構成になっており、
- 第1部が、レザートレイ部分の作成と
角の菱目打ち作成 - 第2部が、中心線と余分な線の消去
- 第3部が、レザートレイの
真ん中部分のパーツ作成
になっています。
レザートレイ型紙
今回作成するレザートレイの完成図は
下の画像の通りになっています。
レザートレイの型紙作成
ここからは実際に型紙作成をしていきます。
注意事項やアレンジしやすい場所など
説明します。
JW-CADを起動します。
左側にある”□”をクリックします。
マウスを上に移動して、寸法を入力します。
寸法は”200,200”を入力します。
ここの大きさを変えることで
いろいろなサイズのレザートレイの型紙を
作ることが出来ます。
マウスを黒い部分に移動すると
先ほど指定して寸法(200,200)の赤線が
表示されます。
好きな場所で左クリックを
1回おして確定します。
確定すると赤線から白線になります。
次に左側にある”/”をクリックします。
マウスを上に移動して傾きを選択します。
傾きは45を選択します。
マウスを右に移動して寸法を入力します。
寸法は”30”を入力します。
ここの寸法を短くすると浅いレザートレイを作ることが出来て
長くすると深いレザートレイを
作ることが出来ます。
マウスを黒い部分に移動します。
今回対象の場所は下の画像の通りに
なっています。
対象の角を左クリックします。
左クリックすると先ほど指定した寸法と
傾きの赤線が表示されます。
赤線が四角の内が内側になっていることを
確認して左クリックを1回押して確定します。
確定すると赤線から白線になります。
他の対象場所も同じように
45度の3センチの線を引きます。
残りの対象の場所は下の画像の通りです。
同じ手順を行って出来上がった型紙が
下の画像の通りになります。
次に今書いた線に対し、
複線を書いていきます。
この複線で書く線はディバイダーの線にな
ります。
左側にある”複線”をクリックします。
マウスを上に移動して複線間隔を
入力します。
複線間隔は”5”を入力します。
革の厚さによって複線間隔を
変更してください。
厚い革で作る場合はもう少し対象線から
間隔を広めにすると作業はしやすいです。
マウスを黒い部分に移動します。
今回対象となる線は
下の赤丸部分になります。
赤丸の対象線を左クリックします。
左クリックすると、
対象線から5mm幅の赤線が表示されます。
対象線を左クリック1回押して確定します。
確定すると赤線から白線になります。
次に先ほどの対象線を
もう一度左クリックします。
対象線を左クリックすると
赤線が表示されます。
対象線から赤線までの
寸法が5mmになります。
左クリックを1回押して確定します。
確定すると赤線から白線になります。
ほかの対象の線も同じように複線を
書いていきます。
対象の線は下の画像の通りになっています。
対象線に全て同じ工程を繰り返すと
下の画像の通りになります。
次に菱目打ちで縫い穴をあける位置を
書いていきます。
左側にある”分割”をクリックします。
マウスを上に移動して
”等距離分割”にチェックを入れます。
マウスを右に移動して
”割付”にチェックを入れます。
マウスを右に移動して
距離に3を入力します。
ここでの3mmは菱目打ちの
ビッチ幅になります。
持っている菱目打ちのビッチ幅の寸法に
合わせてください。
対象線を右クリックします。
線が交差する部分になります。
分かりやすいように画像を拡大しています。
対象線の反対側のはじを
右クリックします。
対象線を左クリックします。
対象線を左クリックすると
点を書くことが出来ます。
点と点の幅が最初に指定した3mmに
なります。
もう1つの対象線も同じように
線が交わる部分を右クリックします。
対象線の反対のはじも右クリックします。
対象線の真ん中部分を左クリックします。
各対象の線も同じように菱目打ちの
縫い穴の位置を書いていきます。
対象線は下の画像の通りです。
同じように対象線を分割していくと
下の画像の通りになります。
第1部はここまでとなります。
第2部では、中心線と余分な線の消去を
行います。
まとめ
今回はレザートレイの型紙を
作成しています。
第1部では、レザートレイ部分の作成と
角の菱目打ち作成を作成しました。
□の大きさや菱目打ちの長さを変えることでオリジナルの大きさのレザートレイの型紙を作ることが出来ます。
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