今回の内容
今回は、オリジナルのキーケースの型紙を
作成していきます。
キーケースは家の鍵や車の鍵など
鍵を収納するのに非常に便利です。
また、オリジナルのキーケースも
作りやすくなっているので
ぜひ一度型紙を作ってみてください。
キーケースコンセプト
今回のキーケースは6つの鍵がつけられ、
金具を取り付けて、
三つ折りのような形にします。
大きさは少し大きいサイズで作成し
横幅18センチ
縦幅10.6センチ
になっています。
キーケース型紙
今回作成するキーケースの
大まかな型紙作成手順は
- 外装の作成
- 外装面取
- 複線の作成(ディバイダーの線)
- 分割(菱目打ちの位置)
- 中心線(パーツの貼り付け位置)
- 複線(パーツの貼り付け位置)
- 内容パーツの型紙
になっています。
全部で3部構成になっており、
1と2は外装で、
3は内装の型紙作成になっています。
今回作成する型紙の完成図は
下の画像になります。
キーケース型紙の作成
ここから詳しく型紙作成を
説明していきます。
まずJW-CADを起動します。
左側から”□”をクリックします。
”□”をクリックしたら、マウスを上に移動して
寸法を入力します。
寸法は”180,106”を入力します。
横幅が180mm
縦幅が106mm
になります。
寸法を入力したら、
マウスを黒い部分に移動します。
移動すると寸法で指定したサイズの赤線が表示されます。
好きなところで左クリックを1回押して
確定します。
確定すると赤線から白線になります。
次に、左側にある”面取”をクリックします。
マウスを上に移動して
”丸面”にチェックを入れます。
丸面にチェックをいれたら、
右側にある寸法に”30”を入力します。
ここでは30を入力しますが、
丸面を見ながら好きな数字に変更しても大丈夫です。
寸法を入力したら、黒い部分に移動します。
移動したら、対象となる線を左クリックを
1回押します。
左クリックを1回押すと対象の線が紫色になります。
もう一つの対象の線を左クリックを
一回押します。
2回目の左クリックを押すと
対象の角が先ほど指定した丸面の
30mmになります。
次にもう一つの対象の角を
面取していきます。
対象になる線を左クリックを1回押します。
左クリックをすると、対象の線が紫色になります。
もう一つの対象の線を左クリックします。
左クリックを押すと
対象の角が丸面の30mmになります。
ここの丸面の大きさや、
角をとる角度などを変えると
オリジナルの作品が作りやすくなると
思います。
次に左側にある、”複線”をクリックします。
複線をクリックしたら、
マウスを上に移動して
複線間隔を”3”にします。
ここでの”3”はディバインダーの線の
幅になります。
複線間隔を入力したら、
右側にある”範囲選択”をクリックします。
範囲選択をクリックすると画面の表示が
変わるのでかわったら”全選択”を
クリックします。
全選択をクリックすると、
対象の線が紫色になります。
対象の線を確認したら、
選択確定をクリックします。
選択決定をクリックすると
複線を書くことが出来ます。
複線(ディバイダーの線)を
書くことが出来たら
左側にある”分割”をクリックします。
分割は菱目打ちで穴をあける位置を書きます。
分割をクリックしたらマウスを上に移動して
”等距離分割”にチェックを入れます。
等距離分割にチェックをいれたら、
右側にある”割付”にチェックを入れます。
割付にチェックをいれたら
右側の距離に”3”を入力します。
ここでの”3”は菱目打ちの幅になりますので
もっている菱目打ちの大きさに合わせてください。
距離を入力することが出来たら
先ほど書いた複線を右クリックします。
もう片方の端っこを右クリックします。
対象の線を左クリックします。
左クリックをおすと、3mm幅の点点が表示されます。
同じ手順で複線に菱目打ちの位置を書いていきます。
まとめ
今回はオリジナルのキーケースの型紙を
作成していきます。
今回は外装部分になります。
次回は、今回書いた型紙に
張り付ける位置などの
しるしをつけていきます。
関連ページ
レザークラフト型紙作成紹介ページ
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