レザー楽しんでいますか?
レザー濡らしていますか?
レザー濡らしてないですか?
レザーを濡らすという工程について、
加工の基本と応用を
レザークラフトを始めたばかりの方でも
わかりやすく紹介していきます。
レザークラフトを始めたときに思うことは
- レザー(革)は水に弱いから
濡らしたらダメ - レザー(革)を濡らしてする
加工ってあるの? - レザー(革)は水に濡らしていいの?
という疑問です。
実は、レザー(革)を濡らすことは、
レザークラフト作品を作るのに
とても重要なテクニックの一つです。
レザー(革)の種類や厚さや
目的によって、濡らすべきか・
それとも濡らさないべきか
が変わってきます。
いろいろ試してみてください。
Part1も公開していますので是非見てください。
【濡らす?濡らさない?】レザークラフトのレザーの加工 Part1
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
レザーの調整
厚めのレザー(革)は乾いたままだと
硬く縫いにくいことが多くあります。
この場合、縫う部分を少し湿らせることで
菱目打ちが通りやすくなり
縫いやすくなることがあります。
ただし、気を付けることとして
濡らしすぎるとレザー(革)の強度が
弱くなることがあるので、
ほんのり湿らせるぐらいの気持ちで
レザー(革)を濡らすようにしてください。
濡らさない方がいいケース
一方でレザー(革)は何でもかんでも
ぬらしていいわけではありません。
むしろ蒸らさない方が仕上がりが
良い場合もあります。
染色
染料や顔料でレザーを仕上げる場合に、
レザー(革)の銀面(表面)が
濡れてるとシミになったり、
ムラになってしまう場合があります。
染料や顔料を使う場合は、
レザー(革)は乾いている状態で
使うようにしてください。
コバ(裁断面)処理
コバ(裁断面)を磨くときに
レザー(革)が濡れていると、
コバ処理剤がうまく定着できません。
そのため、コバ(裁断面)付近を
湿らせた場合はしっかりと乾いてから
コバ処理剤を塗って
コバを整えるようにしてください。
縫製後の濡れ
完成品が水に濡れてしまうと、
シミや型崩れの原因になって
しまうことがあります。
そのため、完成後はできる限り
水から遠ざけるようにしてください。
注意すべきポイント
レザー(革)を濡らす加工は便利ですが、
注意点もあります。
ここでは私自身が注意している
ポイントを紹介します。
水をかけすぎない
レザー(革)をびしょ濡れにしてしまうと、
レザー(革)の強度が落ちてしまうことが
あります。
また、シミやシワが残ることがあります。
霧吹きやスポンジなどを使って
均一に湿らすようにしてください。
乾燥に注意
ドライヤーなどの熱で乾かしてしまうと、
レザー(革)によっては
縮むことがあります。
風通しが良い日陰でゆっくりと
乾燥させるようにしてください。
仕上げ前は完全乾燥
半乾きのままオイルや
コバ処理剤を塗ってしまうと、
ムラなどになりやすくなります。
仕上げる場合は、
レザー(革)が完全乾燥してから
仕上げるようにしてください。
まとめ
今回はレザー(革)の調整方法と
濡らさない方がいいケースと
注意すべきポイントを
紹介しました。
特に今回紹介した中で一番重要なことは、
注意すべきポイントになります。
- 水をかけすぎない
- 乾燥の方法に注意
- 仕上げは完全乾燥してから
この3つのことを最低限守るだけで存分に
楽しめると思います。
ぜひ参考にしてみてください。


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