レザークラフト楽しんでいますか?
へり落とし使っていますか?
レザー作品を綺麗に見せるためには、
細部まで気を付けなければなりません。
コバ(裁断面)を綺麗に見せるために
”へり落とし”が重要になってきます。
へり落としはコバ(裁断面)が
直角(90度)の断面を
滑らかな曲線にし、
滑らかなコバ(裁断面)を作ることが
できます。
私は、レザークラフトを始める前までは、
- へり落としをして手触りがかわるの?
- 必要な工程なのかな?
という感じでへり落としを
考えていました。
今回は、へり落としのメリットと
デメリットをわかりやすく
紹介していきます。
あくまでも私個人が感じることになって
おりますので1つの考えとして
参考にしてみてください。
へり落としとは!?
へり落としとは、レザー(革)の
コバ(裁断面)の角を削り取って丸みを
持たせるための加工のことです。
コバ(裁断面)が直角のままだと
出来上がった作品が硬く見え、
使い続けているうちに
コバ(裁断面)がめくれたり、
つぶれたりして痛みやすくなります。
また、コバ(裁断面)の耐久性も
低くなってしまいます。
へり落としには専用の道具を使って、
コバ(裁断面)に丸みを持たせます。
へり落としのメリットとデメリット
ここからは私自身が考えるへり落としの
メリットとデメリットを紹介します。
今回紹介する内容以外にもメリットと
デメリットがあります。
へり落としのメリット
私が考えるへり落としのメリットを
紹介します。
- 見た目の綺麗さ
へり落としをすることで、
レザー(革)のコバ(裁断面)が
丸みをおび滑らかになります。
滑らかになることで、
制作した作品全体が綺麗に
仕上げることができます。 - 使い心地
コバ(裁断面)が直角だと
使っているときに
手にあたってしまったり、
引っかかってしまったりと
不快感を与えることがあります。
へり落としでコバ(裁断面)に
丸みを持たせることで
使い心地が良くなります。 - 耐久性
コバ(裁断面)が直角だと
摩擦や衝撃などで、
さけたり、折れたり、
曲がったりすることがします。
コバ(裁断面)に丸みを
持たせることで
摩擦などによるダメージを
軽減することができます。 - コバ(裁断面)の処理
へり落としを行うことで、
コバ仕上げ剤が塗りやすくなります。
また、コバ(裁断面)を磨くときにも
直角の時に比べ磨きやすく
綺麗に仕上がります。
へり落としのデメリット
私が考えるへり落としのデメリットを
紹介します。
- 加工ミス
コバ(裁断面)に
丸みを持たせようと思い、
へり落としを過剰にしてしまうと
銀面(表面)が削れ過ぎてしまい、
仕上がりが不自然になったり、
傷をつけてしまうことがあります。 - 道具のメンテナンス
へり落としは刃物で、
使い続けていると切れ味が
落ちる(悪く)なってしまいます。
定期的にへり落としの刃を
研ぎなおしが必要になってきます。
まとめ
今回は、へり落としのメリットと
デメリットを紹介しました。
へり落としのメリットとしては、
見た目が綺麗に整えることが
できることと
コバ(裁断面)が滑らかになることです。
デメリットとしては、
へり落としをしすぎると
銀面(表面)に傷が入ってしまう
可能性があることと
道具の定期的なメンテナンスが
必要になります。
私自身は、しっかりとコバ(裁断面)を
へり落としすることで
綺麗な作品ができるので
見える範囲すべて
へり落としをしています。
ぜひ参考にしてみてください。
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